〜シャフリサブス・ペンジケントのおまけ篇〜

ティムールはでっかい像でした。
戦傷の為右足を引きずっていたそうですが、晩年に至っても征服欲が衰えることが無く、中国(当時の明王朝)への遠征途上で亡くなります。
鄭和の遠征って建文帝存命説も有るけど、この遠征も若干影響したんですよね…??

アク・サライ、門の片割れです。上が展望台になっているらしい。
どんだけでかい宮殿を作るつもりだったんだ。

ペンジケント遺跡。
丸一日だって居たかったです、体調さえよければ……血涙。
〜シャフリサブス・ペンジケントのおまけ篇〜
〜ペンジケント篇〜
〜シャフリサブス篇〜
〜サマルカンド篇〜
〜ブハラ篇 おまけ〜
〜ブハラ篇 その3〜
〜ブハラ篇 その2〜
〜ブハラ篇 その1〜
〜キジルクム篇〜
桜、早いですねえ。
〜ヒヴァ・余談篇〜
このヒヴァへは、まず日本からタシケントに着いてそこからウルゲンチへ国内線利用、それからバスでヒヴァに到着、という順序だったのですが、この国内線で一悶着。
みなとは飛行機大好きな方で、窓から雲海や成層圏の蒼を眺めるのが好きなんですよ。で、運良くこのとき窓側のE席に当ったのですね。やったーと乗り込んでみれば、マイシートに恰幅のいいおじさまがどかああっと座っている。
ちょっと待ていと思いつつ、搭乗券の半券を示して、どいてくださいなと穏健にジェスチャアしたら。
「オウ?」という感じで自分の隣にどうぞときました。
ぷち。
E席は私の!と今度は強めにジェスチャア。(英語ができないって悲しいですなあ…。)したら、おじさまはパスポートから自分の半券を出して見せてくれました。
………。
やっぱりあんたD席じゃねえかあああああ!!!
「ゆーあD!あいむE!(反対側の座席から順に指差しつつ)A!B!C!D!E!」
みなとは何歳児のお子様ですか。
むきになった甲斐あって無事に窓際確保。正真正銘のバカです。ヤーポンの評判落としてどうする。
さ、話を変えましょう。
ヒヴァですが、ひと通りの観光を終えた後に自由時間が頂けたので、イチャン・カラの城壁沿いにぼけらーっと歩いていました。うまくいけば、城壁に登ってみたいなーとか。(煙と何とやらは上りたがる……。)
史跡群から旧市街に入ったところでありました、角度45°にしか見えない上り坂ですが。
よいしょよいしょと登ってみたら一望にイチャン・カラ内部が見渡せるし、弓兵のための小さな穴とか見れてかなり満足。城門の上部に当る部分がゴミ捨て場と化していたのには驚きましたが見なかったことにして、城門の屋根を写真に撮ったりとひと通り遊んで。
問題は下りだって……。
その日は昨日の日記にも書きましたが、雨が降ったり止んだりですごく滑りやすかったんです。で、道自体は土なのですが完全に踏み固められていてですね、ぎゃーぎゃーへっぴり腰で下るはめに。
それをみた小学生の男の子が登ってきて手を貸してくれたときはちょっと恥ずかしかったですが、すごいよ、ジェントルマンだよこの子!(多分小学二年生くらい…。)おばさんうれしいよ!(恥を知れ。)
そんなこんなで、次の日は夜明け前に起床して(眠い…。)ヒヴァとおさらば…のはずだったのですが。
何故か主要道路が完全封鎖。
何事ーーーー?!これってヒヴァ脱出不可能ってことですか?!
バスの運転手さんもマジギレおこして、「ならどこから行けッちゅうねん!」というオーラがみなとにも見えた気がしました。(言葉は分からないので。)ウズベク語でボルテージが段々上がっていきます思わず血圧を心配するほどでしたよ。
結局、抜け道というか、農道をがたがたと走って無事警戒網を潜り抜けました。
後でガイドさんが教えてくれたのですが、何でも町外れで殺人事件が発生していたそうです。……あーそんで、昨日はぬかるんでいたから、足跡採ったり逃走路を封鎖していたわけだ。
あ、補足しますが、これはさすがに日常茶飯事のことではない、とのことです。実際、ガイドさんとか若い人や添乗員さんと一緒に夜呑みに行ったりしていましたからね。ブハラやサマルカンドで、ですが。(みなとは旅行中は異常に早寝になるので無理。)
なんでみなとは旅行行くとネタに事欠かないのだろう……。
〜ヒヴァ、イチャン・カラ篇〜
〜ホテル篇〜
ゆず茶飲みながらぽちぽち書いています。そいうえば、ゆず茶とゆずジャムってどうちがうのでしょうか。
〜出入国篇〜
日本でもテロ対策強化のため、3月1日から空港での荷物検査が厳しくなりましたね。ありていに言えば、手荷物に水分禁止。出国審査とか全部終わった後、空港の売店で飲み物は買うようにということですね。(歪曲しすぎ。)あれか、自販機価格で買えと。むうう。
スケッチ用の水彩絵の具の水つぼの水も引っかかったら困るし、国土交通省のいうことをやるのはめんどいので、空にして、これもゲートをくぐってからトイレで水を入れました。
うんうん、われながら前回の教訓を生かしているなあ。(中国行ったとき手荷物にカッターナイフを入れて、中国で引っかかった。)
まあいまは通達も出たばかりなので、税関側も頑張っている感がありますが、三ヵ月後くらいには元の木阿弥でしょうねー。
とか思ってたんですよ。
とりあえず成田はもう危険です。
何がって。
今回利用したのはウズベキスタン航空です。派手な飛行機ですよ。機体が国旗の色にカラーリングされているので、(背中が青、お腹が緑、間は白。線は赤。)目立つ目立つ。
で、その飛行機はウズベキスタンの首都タシケント発→成田→関空→タシケント、とぐるっと回るように飛んでいるのですよ。
そして、危機管理対策ということで、関空まで行くお客さんも、いったん成田で降りないといけないんですね。で、再度乗る時はまた手荷物チェック。
水彩用の水つぼに水がたぷたぷ入っていました。(忘れていた。)
手荷物問題ナシでした。
ペットボトルしか見てないかもしれない………。
次、ウズベキスタン。
やっぱりというか何と言うか、暇そうな人がいるから受付フルオープンしてくれと思うみなとがいらちなんですかね。
でもまあほほえましいっちゃほほえましかったです。一つのブースに二人の職員さんが入っていて別々に入国審査を受け付けているのですが、みなとの相手はおじさん。隣は若者。キータイピングの速度が倍以上に違うのが傍目にも良く解るって言うか。いずこの国も同じか。
出国は厳しいです。コートも靴も脱いで、金属探知機をくぐらないといけないわけです、ぺたぺたと靴下で。貫禄のある縦も横もでっかい女性職員が指示するんですから逆らえるわけがないですええ。
なんというか期待通り引っかかりました、手荷物。洗いざらいカオスなザックの中身をぶちまける羽目に。わーん!
や、でもほんとに今回は心当たりがないんですよ。
で、若い男性職員(というか軍なのかな。)がはじめに手にしたものは、うさぎのぬいぐるみ。
しばらくぽかんと眺めてました。みなとだって穴があったら入りたかったよ…!
さかさか振って、突き出たお腹を押されて、とりあえずうさぎにはお咎めなし。
そして次。
出てきました白い粉。個袋に分けられたものがいくつもな。
ダッシュして上官の指示を仰ぎに行っていましたが、ごめんそれ、ただの胃薬…………。
上官のオッケーが出たのか、晴れて無罪放免でした。冷や汗。「sorry,Ms.thank you.」って感じ。
ウズベキスタンでは手荷物の重さはあまり問題にされないそうですが、預けるほうの荷物は20kgオーバーするとかなりうるさいらしいです。お目こぼしは1kg以下。
長距離飛ぶし当然かと思い、1kg超過あたりいくら?と質問がツアーの人から出ましたが、添乗員さん曰く「係員によります。」
………はい??てことはあれか、つまり袖の下と変わんないって事か!ちなみに領収書も出ないそうです。ちょっとしたスリルだなー。(まず間違いなく20kg超えないみなと。)
んで、タジキスタン。こちらは陸路入国です。
更に暇そうな人たちが(以下略)。
ここでは入国出国に1時間はかかると聞いていましたが理由がわかったというか。
担当者が一人しかいねえ。や、正確には二人なんですが。
まずはじめに一人が、ノートに手書きでパスポート番号等記入。
で、次にもう一人がパソコンでデータを…………ノートはいらない気がする……。
今回のツアーは最少催行人数ぎりぎりだったので良かったですが、20とか30とか大人数だったら大変ですね。
昨日帰国いたしました。
インフルエンザクラスの風邪っぴきというオプション付きで。
全然熱が下がんないよう。おそらく保菌は日本出国前だな、内科に直前に行ったしな。
現在マイパソが手元にないので弟のパソをハイジャック中です。おおう。
しばらくはこのブログで旅行記なるものをしてみんとするなり。(どうでもいい。)
行ってきたのはウズベキスタンとタジキスタンです。都市で言うなら、ヒバ→ブハラ→ペンジケント→サマルカンド→タシケント。
そもそもウズベキスタンってどこやねんと言われそうですね。
場所は中国新疆ウイグル自治区の隣、キルギスタンのさらに隣。それか、アフガニスタンの上にタジキスタンがあってその更に上にウズベキスタンがあります。ソ連崩壊と共に誕生した、だいたい15歳くらいの若い国です。
やばそうな国と思ったあなたは外務省ホームページへどぞ。
ウズベキスタンは長期滞在には多少危険があるかもですが、比較的治安はいいほうですよ。JICAの職員さんもふつーに歩き回ってますし。
そのへんについてはおいおい。
通貨は『スム』で、相場は1ドル≒1250スムです。観光客が出入りするようなところはドルも通用します。もちろん、じゃぱにーず円は通じません。
気候は砂漠性の気候のため冬は極寒夏沸騰らしいですが、この三月はあまり日本と変わりないです。
そんなかんじ。
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