2011年06月28日

ちうごくほてほて。東北部。その6

 今日は朝から電車に乗って再び長春に戻ります。
 駅にて初めて日本人のツアー客を見る。うわあ、なにか新鮮です…日本語だよ…。
 待合室でちょこんと座って改札が始まるのを待ち、改札は怒濤の勢いで切り抜ける!やればできる私!
 ……車内で警察が巡回に来たときは慌てましたけど。中国や韓国では18歳以上の成人になると、個人のIDカードを交付されるそうです。中国のはバーコード付きで順にバーコードリーダで照らし合わせてました。こういうときはパスポート。しかないから。両隣の中国人に、最初切符を取り出して、違う違うとジェスチャーされました。ありがとう…ほんとびっくりしたよ…。

 それにしても、飛行機といい、電車といい、中国の人たちはとにかく荷物がすごい。もちろん、電車といってますが、寝台だったり新幹線だったりの長距離移動用のものばかりですから、やっぱり農村から街に買い出しに出かけている人が多いんでしょうが……。その荷物のでかさが大人一人入っていてもおかしくないー。袋もずた袋だったり、なんだかえらく先進的なところと、急成長に取り残されているところと、を目の当たりにした気分でした。
 そしてそのでかさの荷物が、飛行機や電車の荷物をおく棚に入るマジック。それ伸縮でもするんですか…?

 さて、ホテルで再びSさんと待ち合わせ、私の無事を確認しつつ。笑。今日は満州の皇宮博物館へ向かいます。こちらでの正式名称は偽満皇宮博物院。
 アクセスのためのバスが見当たらないので(とにかく駅前はバス停の種類が多い!)ここはタクシーを捕まえるか…。うう、蘇る初日の悪夢。そして何より中国でのタクシーの運転手さんは気紛れだから止まってくれるとは限らない。
 どうにか、こうにか捕まえたタクシーの運転手さんは無口で助かったー。いや、私も勉強しました。タクシーで日本人とばれると後がややこしいので、ひたすら黙る。一切喋りません。

 そんなこんなで皇宮博物院に到着。本来のタクシーはメーター制なので毎回値段交渉するわけではないのです。

溥儀皇宮.jpg

 入ってみるとまずは乗馬する場所があります。馬!馬かわいいよ馬!そしてトイレがこれまでの施設の中では格段にきれいだったそうです…そうだよな…どっかの駅の待合室では、私トイレの個室には行ったところを引きずり出されて、娘連れたおばちゃんが入っていったんだぜ…<トイレの環境と関係ない。
 満州国の歴代大臣の肖像なんかありましたが、満州族よりも蒙古族のほうが多い感じ…?
 中庭など、とても花がきれいでした。よく整備されているなあという感じ。この博物院はラストエンペラーの撮影にも使用されたそうですね。すごく雰囲気が厳かな感じ。ただ、たまに置いている蝋人形は余りに本物っぽくって怖かった…。
 東清鉄道のSLなんかも展示しています。
 それにしても、この建物の中で皇帝は心の安まるときがなかったのだろうなあと思うと。皇帝の末路は確かソ連の強制収容所でしたっけ…。

 しみじみしつつ、再びタクシーを捕まえる。さあ、ここからSさんの戦いの始まりです。どうやらその運転手さんは私たちを韓国人と思いこんでいたそうです。というか、聞かれたときとっさにSさん、「そうです!」と言ったとか。そしたら例の「小日本」とかいわゆる日本嫌いをぽろっとこぼしたそうなんですね!

「もう一人の方は中国語しゃべれないのか〜い?」

 私、とにかくにこにこ無言。

「そうなんですよー、私がちょっとだけしゃべれて。」
「そうなんだー。中国と韓国は仲良くしないとね!そういえば、韓国語でこんにちは、ってなんていうの?」
「アニョハセヨ〜」

 Sさん、心の中で頼むから早く目的地に着いてくれと、冷や汗だらだらだったらしいです。そして無事勝利。

「謝謝〜……か、勝ったよ私…。」
 そこで初めて事情を知りました…。<のんき。

 降りたのは文化広場です。丁度桃が満開に。桃園の誓いですねわかります!日本みたいにビニールシートが広げられ酒盛りする団体もなく、ゆっくり眺めることができます。ええのう、花見とはこうあるべきよね。

 そこからちょっと横の道に入って、北朝鮮直営のレストランへレッツゴー!

北朝鮮レストラン.jpg

 ……ちょ、かなりどきどきなんすけど。
 北朝鮮が外貨獲得の為に、設立しているレストランで、なんでも従業員は北朝鮮でも上流階級の子弟ではないかという。チョゴリ姿で給仕してくれるのですが、かわいー子ばかりでした。選抜も厳しいんだろうな…。だいたい2年ほどのサイクルで人が変わるらしいです。なんといってもこの長春、金正日氏が留学していたとか。北朝鮮にも近いし、あっても不思議はないよね…。
 料理のメインの肉は狗。はい、狗肉でございます。

犬肉.jpg

 とにかくメニューの多さに圧倒されるんだけど、大半は狗料理。私は狗肉は初めてなので、とりあえず、炒めてタレがかかっているものにはずれはないだろうと、一品選び、あとは北朝鮮風の寿司、豆腐のチゲを注文。
 お店の内部は、お客さんのいるテーブルのところにだけ明かりをつけていたので、若干暗い感じ。
 さて、きましたよ、狗肉の炒め物。いただきまーす!……ううむ、まずくはないんだけど、歯ごたえと味がイメージの中でちょっとずれがあって矯正できない…。肉自体は柔らかいけど弾力があって、けっこう噛みきるのに苦労しますね。味は私には初めての味だったので形容のしようがない…若干臭みがあって、でも味自体は割と淡泊。とにかく、私の中では不思議なものを食べた、という感じ。肉にしては淡泊すぎるのは確かです。
 北朝鮮風寿司は具が野菜中心。で、ご飯に味が付いています。Sさん曰く、オリーブオイルとか。でもそんなに油こくなくてぽいぽい口に放り込めました。
 チゲは文句なく旨かった!味噌ベースと思われますが、その味噌自体が独特な感じ。こってりしているというか。さほど辛くなく、食べやすかったですー。

 これですべての旅程が終了しました。ホテル前でアイス買ったり、羊肉の串焼き食べたりしながら、Sさんとお別れ。
 うおおおん、寂しいよ〜、何より明日空港に一人で行けるか不安だよーん。(街から空港まで車で1時間)いえ、一応ホテルのフロントにSさんがタクシーを手配してくれていたのだ、大丈夫!
 なぜ、ここまで不安になっているのかというと、長春空港発が8:00なんですよね。つまり2時間前には空港に。どう計算してもホテルを5時には出なければ…電車すら走ってないわあああ!この飛行機の出発時刻はなんとかならんのかーい!

 そして朝。5時前にホテルのフロントに行くと、フロントで寝袋にくるまっておねーちゃんが寝ています。入り口に運転手らしき人が…おろおろしてると、その人がフロントを起こしてくれました。
 一応前日にメモ用紙に書いておいた「長春龍華空港」の簡体字を見せると、おおー、俺だこっち来い、とその人が。で、フロントの方はまた寝ようとするのですが、ちょっと待て!デポジット返せ!このホテルでは200元のホテル代に対し100元のデポジットを要求されるんですね。ちょっと!私ホテル汚してないよ!でもフロントの人は手をひらひらさせ…ああ、部屋を確認する人がいないのか。泣。
 時間もないし、デポジットは泣く泣く諦め、タクシーへ。こちらは追加料金を取られたりしなかったから、ちょっと安心。
 朝ご飯にソーセージを食べつつ空港が業務を開始する様を眺めつつ。あーこれで中国旅行終わりかー。また来たいなー今度は三国志ツアーとか!と全く懲りていなかったのでした。
posted by みなと at 19:58| Comment(0) | てくてく・中国篇

2011年06月19日

ちうごくほてほて。東北部。その5

 かんかんに晴れています。昨晩着いたときは雨が降ってたのになー、とぼーっと考えながらバイキングのお盆をとって、おかずを何種類か乗せて…それにしてもでかい皿だな…皿?ぎゃあああああああああ!<寝ぼけすぎてお盆にお皿を乗せ忘れ、お盆にぼとぼとおかずを乗せていた。
 ショックのあまり10時頃まで部屋で寝込んでました。

 さて、気を取り直して。
 ハルビンです。午前中は極楽寺へ向かいます。地図を見て、ははん、歩いていけるな、と思いましたが、あとでよくよく見ると4キロ近かった……。
 紅軍街をくだり、紅博広場から東大直街を突き当たりまで歩いていきます。
 途中、ウクライナ寺院やプロテスタント教会を見ることができます。ただ、現在すぐ前の道路が工事中らしく、ベストポジションで写真が撮れないのが切ない!!絵も描けないやん!プロテスタント教会は近づく方法がわからず諦めたのですが、ウクライナ寺院のほうは、工事区画のなかに入り口が作ってあったので敷地に入り込めました。
 社会主義って基本的に信教の自由がないはずだけど、こういうところに信徒がいたりするのだろうか…建物自体はきれいにされてしました。中には入れなかったのですが。
 それとも、観光用と割り切っているのか…、この二つの建物は同じキリスト教ではありますが宗派が異なるのに、申し合わせたように緑の屋根に赤茶の壁面なんんですよね。

 極楽寺に到着するころには、目が点になってました。うん、思ったより距離あったね…。極楽寺は東北四大寺院の一つだそうです。中華民国時代というので、さほど古刹の名所という感じはなかったなあ。現在も熱心な信徒の方々がお参りにきているというか…あの日本のとはことなる棒のような線香持って。あれ、社会主義的には仏教はいいの、か?そういえば、ずたぶくろを持ったお坊さんも幾人も見かけましたからね。

極楽寺.jpg

 極彩色度が故宮よりもいくぶん柔らかいと感じたのは気のせいかな。笑。
 寺を出てすぐ横が元ロシア人墓地跡で今は遊園地になっています。そういえば、浮屠塔の横に視線を移せば観覧車が見えるというなんともシュールな構造でした。

 一旦ホテルに戻ってお昼寝。暑さが幾分ましになった頃、また動き出しました。
 今度は線路を越え、街の北側へ向かいます。人の間を縫うように繁華街を抜けると、急に視界が開けて、聖ソフィア大聖堂が現れます。とても荘厳な建築物でまさに絵になる圧倒感。もともとはロシアの正教の建物で、今は中は昔のハルビンの様子や、模型などがところ狭しと陳列されています。これが見たかったんだよ!ハルビンはほんと異国情緒に溢れていますねー。
 ……しかし…。

聖ソフィア教会.jpg

 この大聖堂周りは広場になっていますが、それを取り囲むようにショッピングセンターが立ち並んでいて、どう撮っても背景に現代的なビルが…いや。それはまだいい。
 どう考えても大聖堂にスピーカーが付いている。そこから大音量で音楽を鳴らす意味はあるのだろうか…?そして時間が16時丁度になると勇ましい中国の国歌のような…いや人民軍の歌なのかな…?がどどーんと流れだし、それに合わせて、広場の噴水がびよーんびよーんと高々と噴きあがるのには本気で肝を潰しました。
 ……ここ、教会だよね?静謐さを求めるには向いていない場所です。

 そこから中央大街へ向かいます。ここには帝政ロシア時代の建築物が数多く残されているというので、ゆっくりスケッチ散歩でもしようかなーと、もくろんでいたのですが。

 無理ゲー。

 実は、これら建築群は現在一大ショッピングモールとなっているんですよね。たぶん、ハルビンでいちばん賑わっているんじゃないかな。建築物はほぼ全部ホテルや衣料品店に改装されていて、建築斑自体は保存されているのですが、とてものんびりスケッチと座り込めるような人出ではなかったです。
 それでも建築物の見学自体はゆっくり楽しみましたー。アールヌーボー調というのでしょうか、色使いやら形やら斬新でしたね。中国にいるというより、ほんとロシアに行るみたいだ。
 あんまりに暑いので露店で売っていたバニラアイスと舐めながら、通りを行ったり来たりしていました。実はガイドブックに「ここのアイスはおいしい!」と書いている店があってそこで食べたかったのですが、そして店を見つけたのですが、注文方法がわからないと後込みして撤退。あああ、今にして思えば旅は一時の恥と入ってみればよかったああああ!とそこだけ心残りでした。
posted by みなと at 21:56| Comment(0) | てくてく・中国篇

2011年06月18日

ちうごくほてほて。東北部。その4

 だいぶ足に疲れがたまってるなーと思ったら、マメが四つほどボコボコできてて超涙目。
 さて、今朝は大連から一路、沈陽に向かって電車に乗り込みます。朝から乗車の戦いに疲れはて<大げさ。電車で四時間の道中、半分以上記憶がありません。たぶん涎垂らして爆睡していたものと思われます。
 起きてからは、ひまわりの種を二人でひたすらぽりぽり食べてました。いや、これがなかなか癖になる味でして。なんだろ、炒っているんでしょうね、香ばしい味がするの。皮を歯で砕いて中身を食べるんですが、中国人はこの一連の動作を一秒でやってのけます。ぽい、がり、ぺっ、的な。はい、歩道にはひまわりの種の皮の残骸がびっしり詰まっている区画もあったりします。ガム感覚なんでしょうね。

 さて沈陽到着です。
 ここでの目玉は故宮ですね!中国最後の王朝・清ですが、これは漢民族ではなく満州族が建てた国です。清が建国されて、当時の王朝・明との間に熾烈な戦いが行われるのですが、その末に清の摂政ドルゴンが北京に入場するまで、ここに清の王宮が置かれていたのです。

瀋陽故宮.jpg

 さすがに北京の故宮の広さに比べたらこじんまりとした感はありますが、十分にでかい。
 個人的に好きだったのは、大成殿と十王亭の並びでしょうか。この十王亭の並びは、清の軍事制度の八旗制を元に構成されているそうです。建築物自体はシンプルですが、皇帝が式典を行う大成殿を守るように八旗が控えているって、これ擬人化したらもえないか?<おまえだけだ。
 ちなみにここは世界遺産に登録されているとのこと。
 私にとっては迷宮でしかないことろで、途中地図を見ても自分がさっぱりどこにいるか把握していませんでしたが、Sさん完璧。よかった…これで世界遺産から出口がわからなかったために、餓死死体発見という事態にならずにすんだよ…アリアドネのの赤い糸が必要すぎる。

 昼もかなり回っていたので、よれよれとお昼ご飯に餃子専門店の老辺餃子館というところに入ります。180年間守り続けている秘蔵の味らしいですぜ旦那。
 普通のノーマルなものと、蟹餃子を注文したのですが、やっぱり待ちます。苦笑。きっと蟹を海まで取りに行ってるのさ……。味はかなり濃厚です。皮がまずもちもちしてて、中の具の味もがつんときました。うお、マジで蟹味だよ!やばい旨い。
 実は焼き餃子も注文していたのですが、ひととおり食べ終わって、さらに30分かかりますーと言われて諦めました。まあ、かなりの量でしたしね。にしても、フロアの人数に対して厨房の人数が足りないのか、ここはそれも中国式と言うことで。
 それにしても、「トイレ」という単語が通じなくて往生しました…泣きかけながら、両手をこすりあわせて手を洗う仕草をしたら通じましたが。こういうとき、トイレのジェスチャーって地味に困る。笑。

 再び駅に向かってよたよた歩いていたのですが、今日はバックパックを担ぎっぱなしでそのうえ足のマメが…という事態になり、スーパー的なところで休憩…と、吉野家があるうううう!
 そうして吉野家を覗いてみたのですが、あれですよ、吉野家は殺伐としているべき場所じゃないですか。牛丼かっこんだら帰れ的なところでしょ。そんなところに何故アイスケーキなんてしゃれたものが鎮座ましましているのかと。コールスローサラダではなく、シェイクするような洒落たサラダがあるのかと。紅茶とかコーヒーとか売ってるよママン。
 どうやら、中国的吉野家はファミレス的展開をしているようですねー。なんだか落ち着かないなーと思いつつ、アイスケーキをぱくつく。うお、なかなか甘みが利いてておいしい。
 まったりと過ごした後、再び沈陽北駅へ。さて、ここからが試練です。私はここからハルビンへ向かいますが、Sさんは授業等の都合上、途中下車するのです。ふおおおお、異国でまさに一人…!

新幹線.jpg

 というか、とった切符がなんと二人隣同士でなかったという。ピンチ!せ、せめて下車まではいろいろレクチャーを…涙。Sさんがいろいろ交渉した末、私の列に座っていた紳士が席を譲ってくれました。うわあああん、ありがとう!紳士だよ!息子の方は落ち着きなかったけど!<一言余計。

 そして途中下車していくSさんを見送り、一人切符を握りしめ固まる私。いやいやいや、終点だから!ちゃんと車内掲示板で案内されているからわかる!
 ハルビンに到着したのは23時頃。うわああああ、真っ暗だったら怖くて駅から出られないよお!とか不安におののいていましたが、中国の主要な駅前は、総じて明るいです。こんなに電力使って大丈夫か…いや、今の私にはありがたすぎる。
 ポン引きを早足でかわし、さんざん地図で確認していたホテルへ一直線……あれ、道路の中央分離帯に柵が建てられてる!!ちょ、渡れないやん!
 地下道をダッシュで走り抜け<暗かった。ホテルについてバタンキューでした。
posted by みなと at 22:45| Comment(0) | てくてく・中国篇

2011年06月15日

ちうごくほてほて。東北部。その3

 朝です。車掌さんの検札で起こされました。うぅん、もちょっと寝ていたいなあ……。

 さて、到着したのは大連です。

 満州国的には、中山広場はとにかく見ておけ。というくらい、この円形の広場をぐるり四方八方、全部満州時代の建物が残っています。満州時代の市役所、警察署、銀行、ホテル…。ここをぐるりと眺めているだけでもかなり楽しめます。よくこれだけ残ってたなあ…、一説には中華人民共和国が成立したときにはこれらの建物を破壊するだけの資金的余裕がなかったとも、建物自体が頑丈すぎたとも言われているそうですが。

中山広場から.jpg

 さて、ここからバスに揺られてオリンピック広場に行きます。目的は春餅という食べ物。もっとも開店時間にはまだ早かったので周辺を散策しつつ、豆乳を飲みつつ。そうなんです、ジューススタンドではなくて、豆乳屋さんがあるんです!しかも種類多い!そして熱い!容器がフニャフニャするものを支えながら、ストローでずびびび…熱ッ!!!!<熱湯。ひーはー言いながら公園でそれを飲み、落ち着いたところで開店時間にもなったし、行くぞ待ってろ春餅!

 あれ、開店時間だよね…?店員さん超マイペースに掃除したりなんか怪しげな食材を厨房に運び入れたりして、あの、めにゅう…。
 春餅というのはうすーい皮のようなもので、その間におかずを挟んで食べます。
 おかずを二品ほど注文して、さて待つこと……待つこと………これはあれか、今野菜の種を植えて発芽を待っているところか。ひよこが鶏になって卵が生まれるのを待っているところか。等々ふたりで言っていると、徐々に広い店内もお客さんが集まりだし、そしてついにきた!注文したのは卵の炒め物と麻婆茄子。

 旨ッ!!!!

 間違いなく今回の旅行で一二を争う旨さでした。ちょ、茄子のとろけ具合が、卵のこんがり具合がやべええええええ!そのままでもうまうまでしたが、これを薄い春餅に挟むとうむ!生春巻きのようでいて香ばしいこの感じは何だ!もちもちもしてるし、いくらでも入るー!
 とはいえ中国料理です。もともと多人数で食べることを前提に作られているので、量がハンパない。これを…残すのか…血涙。
 と、思いきや。中国では割と余ったご飯は持ち帰りように詰めてもらえるんですね。何その親切設計。ということで余ったものはお持ち帰りで。

 ちょっとお腹を落ち着けるために、人生初スタバしました。スタバなんか怖くて日本で入ったことがないんだよ…<どういう。そこでまたーりしたのち、再びバスで大連の中心地に戻り、旧ロシア人街へ。
 ……うんきっと素敵な建物なんだろうに、なんで極彩色のバルーンがあたりを飛んでるのー。枯れた雰囲気が台無しじゃない…。中国では祝日や日曜日になると、セールでもないのにバルーンがあちこちに立ち並ぶそうです。どないやねん。この光景はまるで、神戸異人館の鱗の家をかっっこよく写真に収めようとしたら、クリスマスの実記にぶつかって、巨大サンタがあちこちに張り付いていたという絶望感ににてるな……。
 それでも街の中に入ればなかなか素敵な雰囲気の煉瓦の建築物が並んでします。いまではお土産物屋さんになっていますが。

大連ロシア人街.jpg

 日本書籍を扱っているという、永東書店さんにも行ってきました。ビルの中の一室を借りてやっているのですが、分量の割に品ぞろえがなかなかいいです。せっかくだからーと「ゲーテ格言集」を買ったのですが、うちに帰って唐木がつきました、これ、持ってたわ……。ま、これも旅の記念です。店長さんも人当たりのとてもいい人でしたよー。
 中国の本屋といえば、長春でも大きいところに入ってきたのですが、そこは荷物預けないといけない形式で…。私、バックパック担いでたんですね。退店して返してもらうときは、その荷物、男性と女性二人がかりでかつぎ上げてくれました。頑張れ中国青年。

 閑話休題。
 朝早くから動いていたので、まだ時間あるねー、ということで行くことは諦めていた、アジア最大の敷地を誇るという星海広場に。バスで2、30分ほどでしょうか。大連が海に面していた交易都市でもあることを、思い出させてくれます。
 広場へ向かうまでの一帯は一大アミューズメントパークになっていて、バンジージャンプに遊園地、水族館までありました。もっとも、水族館の前にいたイルカのオブジェはその、リアルすぎて怖い…特に歯が。ぶらぶら海岸沿いを歩いている人、三人乗りのチャリこいでる人もいつつ、洋風建築が次々建設されつつ。中国のパワーを見ているような。
 そして星海広場です。とにかくだだっ広い。としか言いようがない。それにしても、高層建築が数多くありましたが、どのくらいの高さなんでしょうか…雲間にビルの最上階あたりが隠れてしまうくらい。

 夜はお昼の残りと、百貨店で買い出したり日本から持っていった酒などを開けてぱーっっと過ごしました。テレビをつけるとメーデー記念の番組をやっていて、我が愛するアンディ・ラウとかがでてきてちょっと噴いた。ああ、コンサートのステージ衣装に比べたらこちらのほうが万倍かっこいいとおもうんだけどなあ……。あの美意識だけは理解不能。
 それにしても、宿泊した大連ホテルですが、ここは室内と言いサービスと言い、文句なし!でした。日本人宿泊客が多いのか、日本語ができるスタッフもいましたし。何より、次の日の電車の時間上、どうしても朝食が食べられないと訴えると、その分パンなどの軽食を買って用意までしてくれました…すごいよ!
posted by みなと at 20:11| Comment(0) | てくてく・中国篇

2011年06月01日

ちうごくほてほて。東北部。その2

 さて、朝が来て早速長春観光です。
 昨夜は暗かったしちょっとパニクっていたので気が付かなかったのですが、ホテルの目の前が駅でした。ぐるりとロータリーになっているんですね。そこを何車線分もわりと無秩序に車が走ってる。しかもどの車もクラクション鳴らしっぱなしなんじゃないか、というくらい賑やかです。その間をすり抜けるように歩いていく人民たちですよ。信号なんてありません。あっても誰も気にしてないし。

「バスに乗るので、向こう側に行きますねー。」

 はーい、向こう側……ってあの、すみませんこの車が走り込んでくる中を縫って渡るんですか!?うわーん怖いよおおおおお「ビッビー!!!」わあん、そんなに脅さないでよおおお!中国人民すげええええさすが雑技団の国だよどーやってアクセル踏み込んでる車の前を歩くんだよ。
 いやほんと、人々は走らないんですよね、車が目前に来ようとも。これ…慣れるのに三日はかかりました…。
 クラクションは、日本の「危ない!」とは違って「私が行きますよ。」という挨拶みたいなものらしいです。政府がクラクションを鳴らすことを励行しているそうです。……ああ、あれはイラっときて鳴らしているんじゃなくて挨拶なんだね…と理解すると良さそう。

 でもやっぱり私のようなチキンハートには結構こたえる。笑。なのでSさんにしがみついてました。

 中国のバスは乗車するときに料金を払います。どこまでいっても1元で乗れます。安!ちなみに、1元は日本円で言うと14、15円くらい。ただ、精算機のまえでもたもたしてると運転手さんに怒鳴られるし、後ろから押されちゃうので、乗るときには1元札を握りしめる必要があります。あれ、もし1元持ってなくて、5元札とか出した場合お釣り出るのかしら……?
 バスもご多分に漏れない運転なので、荒いですねえ。京都の市バスよりもうちょっと荒いかな?
 バス網が発達しているので、目的地に向かうバスを見つけるのが大変です、発着するバスが多すぎて。まさに京都だな!

 最初の目的地は南湖公園です。ひろびろー!もう少し季節が後だったら、湖面は一面の蓮に覆われていたんだろうなあという感じ。

南湖公園.jpg

 ぶらぶら歩いていたら、市民の憩いの場所なんでしょうね、保育園児っぽい子供たちが遊んでいたり、ちょっと林になっているところでは何匹もリスが走り回っていたり。桜の時期にはまだ早くて、黄色い迎春花?が咲いていたり、梅なんかも。そしてお馴染み太極拳に麻雀や碁をやっている人をぐるりと取り囲むように見ている人たち。

 のんびり〜っと過ごした後は、大阪で言うなら難波的な、繁華街の桂林路へ。わりと狭い道には露店なんかが溢れてます。また肉の焼けるいい匂いがするんだよねー。その日はかなり暑くて、アイスを買ってぶらぶら。

 昼食は火鍋っぽいものの中に、米粉でつくったうどんのようなものを放り込んだものを食べました。なんていうかね、一人前が土鍋の大きさとかね。でか!うどんもこれ一玉じゃないよね?!っていうくらい入ってました。しかもつるつる逃げるので、箸で捕まえるのはちょっとした戦いでした。しかし旨い…さすが世界三大美食の中国だぜ…うまいよー涙と鼻水出ちゃう<ちょっと辛かった。

 今回の旅行では、主に満州国の遺跡を見て回りたいなーと思っていたので、お昼から腹ごなしに歩きつつ、遺跡巡りを。

 なんとなくこのあたりはイスラム?ウイグルの人たちが住んでいるのかな、という一角を過ぎると突如どどんと国会議事堂が?!いいえ、満州国の国務院跡が現れてきます。建物はそのまま、現在は吉林大学医学部になっています。白衣のお兄さんもちらほら界隈を歩いています。中は入れないんですよねー、しょんぼり。

満州国国務院.jpg

 でもほんと重厚な建物で、私たちが見に行ったときには、結婚式の撮影会をやっていました。ちょうど、その日の暖かさで桃の花がかなり開いて、すごくいい眺め。
 ちなみに中国では「満州」ではなく「偽満州」という呼称がたぶん正式名称です。ほんとは建築物の一切合切を壊したかったんだろうけど…実際はリサイクルというか、国家が使用していますね。国務院の道路向かいには軍事部跡があります。こちらはやや厳つい感じで病院になっています。

 その二つの建物の間を抜けると文化広場に突き当たります。市民の憩いの場のようで、皆、老若男女、凧上げをしています。正月じゃないですよ?キャッチボールをしている人は居なくても、凧上げはしているんです。ジャージ姿の女子高生も、腰の曲がったおじいちゃんも凧上げ、しかもかーなーりレベル高いし!凧が米粒だよ!
 どうも、休日になると釣りに行く感覚で凧上げに興じるようです。広場の入り口には露店の凧売りもちらほら。ドラえもんらしき物体とかポケモンらしき物体とかもありました。巨大な蛸も大空を気持ちよさそうに舞っておりました…ってかなりでけえ!大人三人分くらいあるんじゃない?

 そこから外交部跡を遠目に眺めつつ、ほんとは入ってみたかったけど、なんか国の機関っぽくって入り辛かったの。ぶらぶら歩いていたら、なぜかこの地方には居ないはずのパンダの像が。うん、まあ…ちょっと不気味かわいい。
 その横手には日本のお城のような建築物が。ここは関東軍の司令部があり、現在は共産党委員会が使用しているということで、当然中には入れないです。人民軍?が入り口にたむろってますからさすがに突破はできませんね。苦笑。

 それにしても、長春は、満州国の中心だったこともあり、松が多く植えられています。あんまり中国ではみないので、不思議な感覚。

 満州時代の大通りだったという長江路に入ると、現在も繁華街になっているんですね。入り組んだ路地に入って、夕食になる婆餅、というものを調達。これはもっちもちのパン生地のようなものの間にミンチにした肉(たぶん羊)と香草かな?を混ぜたものを挟んで、両面を焼いたものなんですが、うまい!露店でその場で焼いているので、ほかほかぱりぱりです。
 ちなみにこの路地には、いわゆるおとなのおもちゃなお店がずらずらと並んでいたり…おいおい丸見えだよ…。

 今晩は夜行列車に乗るので、これから駅に向かいます。今回の旅程では、切符は全部Sさんに手配していただいているので、乗るのはらくちんだぜーと思ったら甘かった。約一時間前には駅に着いているのが無難です。なぜなら。
 まず、荷物検査があります。機械に通すのですが……ん?見張っている係員がいないぞ?おどしだけか!でもここでトラブりたくはないので、おとなしく荷物を機械に通します。納得行かねえ…。
 それから自分の切符を確認して、自分の乗る列車の待合室に入ります。ここでイスに座れるかどうかは早いもの勝ち。そして改札が始まるのを待ちます。
 改札が始まったら、戦場です。駅員さんが切符を切っているのですが、その一つか二つの改札に人民が我も我もと殺到します。あれです、満員電車から出ようとする感じのぎゅうぎゅう感。ここでお先にどうぞとかいっていたら乗れない!必死で私も体を押し込んでいきました。
 改札を突破したら、改めて自分の切符を確認。乗車は何号車か、ごとに分かれているので、別の車両から乗り込むことができません。チェックを受けて、無事乗車です。
 寝台は三段の一番下でしたが、思ったより窮屈じゃないー。ということでおやすみなさい!
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2011年05月28日

ちうごくほてほて。東北部。その1

 4月28日から5月4日まで、中国東北部へ行ってきました。初・ツアーじゃない海外旅行。ツアーだったら空港まで行ったらあとは添乗員さんが連れていってくれるさ〜という気楽さはあるのですが、今回は一人です。うえええん、心細いよおおお。

 ていうか中国語わかんないよおおおお<第二外国語中国語。

 中国へ留学しているオタクともだちのSさんを頼っての旅行ですが、長春空港で合流するまでは一人です。が、がんばる……<ほどのことでもない。
 関空から長春まで行くのですが途中、大連で乗り継ぎがあります。その間、お隣に座っていたのが歳の差カップルというか、うん、なんていうか、そんな感じ?という雰囲気でいちゃいちゃこらこらいやーん口に何か付いてるーv的な、うわあああああなんか居づらいー!機内食はお寿司でした。うん、たぶん世界的にはお寿司なのかも…この米冷凍してましたよね…。

 そんなこんなで大連到着で入国審査です。時が時だっただけにどうかなーと思っていましたが、放射能検査はなし。意外とすんなり行けました。
 機内へ戻ってみると、中国人率が一気に倍以上に。に、日本語が全くない…汗。

 大幅に遅れて長春空港に到着し、無事Sさんと合流。ほっこれで安心だー。リムジンバスに乗って市街地まで約一時間。中国!的なきらきらした電飾に目を当てられながら、終点まで着くと、タクシーの客引きが。
 Sさんが交渉の上、乗ることになったのですが、それからタクシーが一向に出発しないどころか、運転手さんとSさんの会話が次第に険悪な雰囲気に。結局降りたのですが、話を聞くと、始め5元と言っていたのに、日本人と分かると急に30元に釣り上げてきたとのこと。うわーそれはないわー、出たな中国名物(?)ぼったくり。ということはタクシー…あれ捨て台詞吐いていったのか…。

 まあ、とりあえずは。

 とり………ここはどこだ。泣。

 後に判明しますが、そのタクシーの言った現在地の名前まで間違っていたことが判明。黒タクか!しかもそんな曖昧なのに乗ったらそれこそ無茶苦茶連れて行かれたんちゃうん!乗らないで正解だったよ…。
 地球の歩き方をひっくりかえしーのしても分からず、途方に暮れる午後8時。

 ちょうどそこに二人組のお姉さんが居たので、Sさんが事情を話すと、一緒のタクシーに乗っけてくれて、ホテルまで送ってくれて、なおかつ「タクシー代はいらないよ〜。」と去っていったのです。うわああ、まじでありがとう!!!しょっぱなからたたき落とされたと思ったけど、ライフ0になりそうだったけど、回復したよ!!!

 ホテルの近くのファーストフード店で餃子を頼んで夕食。もちもちうまー。東北部は餃子が旨いらしいので、今回は餃子腹になって帰る気満々です。ふっふっふ、これからが楽しみだ〜。
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2006年11月02日

ちうごくほてほて。 おまけ。

成都から上海への飛行機が二時間遅れ、危うく夕食を喰いッぱぐれるところでしたが、まあ無事にホテルに入り、次の日、日本へ帰国しました。



なんだかんだと、トラブルもあって楽しかったです。



さて、ここからちょっとおみやげ自慢をば。買い物は楽しいです。



〜おみやげ篇〜



買い物は楽しいとは言っても、入っていくのが山奥なので、実はあんまり買うところがなかったりします。元が使いきれるかよりも、むしろ、どこで使うの状態でした。ですが帰国時には案外まとまった数になっていて、けっこびっくりしました。どこで買ったんだみなと。



○マフラー



スカーフと言っていいのかどっちなのか。九塞溝の中に唯一あるレストランに付属した、屋内バザールにて購入。



チベット風ですが、比較的地味な色目と手編みで意外と肌触りが良かったので。くすんだ青色でした。みなとが値段交渉して買った後に、ツアーのおばさまたちが我も我もと買いだしたのにびびった。



○猫目石のペンダント



トイレ休憩が宝石店だったので、そのまま店内ごあんなーい。入店証が渡されたのに驚きました。どうりで、周辺の住民達が覗き込んでるわけだ…。高額な原石(おっきいし、色とか文様とか見ごたえありました。)とか眺めて目の保養にして、買うつもりは全くなかったんですけどねー。家族へのおみやげということで。



猫目石は白と黒があって、黒の方が高級らしいです。光に透かすと本当に猫の目みたいに筋が見えて綺麗ー。まあ、お財布の事情で安い白のほうを。添乗員さんと二人がかりで値切りました。(最低)



○パンダのぬいぐるみ



買わずにはおれませんでした…パンダセンター内の売店にて購入。



出口に集合まで残り7分と聞いてから、売店へダッシュし、何種類もあるパンダグッズから毛並みの綺麗な子を探して、店員と値段交渉開始。無事購入という、集合時間を明らかに気にしていない行動に走りました。(値段交渉は下手すると30分では済まなくなる。)パンダのぬいぐるみを抱えて全力疾走で出てきましたドコのお子様ですか



でも、旅行の後半はほんとーにこの子に癒されました。病気の気が出てきたなーと思ったらリュックから出してきてバスの中でだっこしたり、ダウンした時も抱きかかえて寝てました。今も膝に乗ってます。



○『三国』人物セン紙



これが一番高価な買い物でした。うっかり日本円の入った財布をバスに忘れて、ツアーの人にお金を借りてまで…。武侯祀内の売店にて購入。



魏・呉・蜀に分かれて10人ずつの人物の切り絵が入っています。かつ、中国の切り絵について解説やら、代表的な文様やらが描かれています。それだけでお腹いっぱいだー!!



ただ、何故にこの人物が、と思わないでもない…というのが各国に一人はいます。選考基準を教えてくれ。姜維、荀イク、甘寧はって?聞かないで下さい



○蜀の風情



写真集です。ガイドさんを通して購入。営業活動ご苦労様です。



意外とポイント抑えた本でした、みなと的に。剣閣は流石にツアーに入っていなかったので、この写真を見て想像。ケ艾の進入路とかもあった、うん、おいしい。というか、こんなおっそろしい場所で戦争やっているなんて、ねぇ…。



○胡カ十八拍



本に見せかけて絵葉書集です。一拍ずつの場面が描かれているんですよ。蔡文姫ファンとしては、買っとくべきでしょうということで。とても綺麗な絵です。たぶん服とかはちょっと時代違う気もしないでもないけれど、そもそも、この時代の胡服がどんなのか絵で残って…ない…ような…。だからおっけーですね。



空港内の書店で購入。



ほかにもちまちまと。我ながら片寄っています。楽しければいいかな。

posted by みなと at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇

2006年11月01日

ちゅうごくほてほて。 その8。

なんというか、いつまでだらだらと書いているんだと思わないでもないのですが、みなと的に受けたネタが多すぎたんですよ…笑いの沸点は異常に低いです。まあ、見ている人もそれ程いないだろうなーと自分の忘備録代わりに書いているのでご容赦を…。(誰に言っているんでしょう。)



〜武侯祀篇〜



成都篇にしようかと思ったのですが、みなとは成都での体力をすべてココで使い果たしたので、まあいいやと。



はい、三国志ファンにはお馴染みの、諸葛孔明を筆頭に蜀の主従を祀る廟ですね。この表現自体、すでに主従がオカシイのですがみなととしてはそうとしか言えない…。劉備のお墓もこの中にあります。皇帝というにはあまりにささやかなお墓に、ちょっと涙が。



どきどきしながら入場です。だって一度でいいから行ってみたいなーと思って早●年。(数えるのも怖いよ。)



案内図を見てその広さにびびる。え、これ全部回れるの?って周る訳がないじゃないですか、ツアーですよ?メインディッシュしか頂かないに決まっています。………っち。



で、中は、武侯祀専門のガイドさんが。とても中国人には見えない爽やかな笑顔と関西弁を喋る方でした。(郭嘉っぽいとか思っていました、細いし…。)いちいち、ガイドさんの説明に過剰反応して、つっこんでお仕事の邪魔してごめんなさいと、ここで平謝り。Photo_24



でも、このガイドさんが北方三国志を読んでいたのも吃驚しました。中国人的にあの話はどうなんだ!!ガイドさんは張飛の像の前で、張飛はお酒に弱くて部下をすぐ殴って、そのために部下に殺されたんですが、日本では違うみたいですねー(ネタバレ発言が続く。)と言った時はさすがにストップかけました。誤解ですから!!「あ、もちろん最近の小説ですよね?」と言われて、あ、とりあえず解ってらっしゃると、ほっとしましたとも。



まずは武官廊を通るわけです。え、写真ですか?もちろんばしばし撮りました。リョウ化、張ギョク、張翼をね。蜀末しか見事に撮ってねえ。ガイドさんにはスルーされていきましたけどね。



そして姜維。ここはガイドさん止まるだろう止まるよね??もちろん止まりました。よっしゃ!そしてガラスに張り付いて写真を撮りながら説明を聞きます。



「まずですねー僕もガイドの仕事なんで、個人の感情はとりあえず置いといて説明しますねー。」



あ、なんか嫌な予感。



この人物はとても面白いですねー。蜀では孔明さんが死んだ後、軍人の頂点に立つんですが、国の状況も見ずに戦争ばっかりやってる。それで蜀が亡んでしまう原因になるんですね。だから、中国人は姜維嫌いなんです。」(大体こんな感じの説明。)



ちょっとまてええぇえぇぇ!!はしょりすぎだろう、その説明!!いや、間違ってはいないけど、せめて「亡ぶ遠因の一つになった」くらいの言い方にッ…!!血涙。それに最後の一言いらないって!!ツアー内聞き取り調査の結果(したのか。)、三国志知っている人間がほとんどいないから、激しく誤解を招くし!!…うん、確かに姜維って嫌われそうだけどさ…。



だからといって、その場で手を挙げて「でもわたし姜維大好きです!」と宣言する必要もなかったと思いますみなと。正真正銘のあほうやん。ガイドさんは「個人の感情ですからね〜」と、さらっと流されました。いや、貴方の個人の感情を聞いてみたいですガイドさん…。



面白いなと思ったのは、趙雲。文官の服を着て老後の姿で鎮座しておりました。若趙雲は期待できないようです。阿斗抱っこしてるかと思ってたんです。



で、武官廊を抜けて、「次は孔明さんの廟に〜」と言われた瞬間、再びスイッチがはいりました。添乗員さんに一言言って、観光客の波を逆流して、一人で文官廊へ。や、こっちは完全無視されるだろうと思ってたんだよね…。



それから大急ぎで、ショウ碗、費イ、董允の写真を撮って、馬良の眉が白いか確認して、再びダッシュ。誰かそろそろ止めてください。メインの鳳雛とか法正とか鮮やかに無視していますよ…。



それにしても、この武侯祀内はとても造りが凝っています。欄干の上にいる動物の飾りが一体一体異なったり、屋根の上にもいろいろな動物や道教の神様?がのっていたり。すごく小技がきいています。鼎も僅かずつ違うのですよ、こう水面を覗き込んでいる動物とか。どれもこれも写真に収めたいくらい、愛嬌があったりしましたが、全部撮ってたらキリないですから。竹林もいたるところにあって、外の喧騒が嘘みたいです。普通に、知識がなくても一日ゆっくり過ごせそうだなーと思ってみてました。



そして、案の定土産屋さんに連れ込まれました。まあ、願ったり叶ったりですが、日本人だと言うおっさんの宝石説明はどうでもええ。一応宝物館と名打っているだけあって、背後に漢代の弩の復元や、冑や剣や琴や酒盃があったので、それらをひたすら写真に収めていました。最悪な客です



こういうところでは、お茶が無料で振る舞われたりするので、おっさんと他のツアーの方々を余所にふらふら店内散策してると、疲れたサラリーマンの如くガイドさんがお茶を飲んでいたのでご一緒しました。「三国志詳しいね。」と言われた後で、不安そうに「説明、わかりやすいですか?」と聞くあたり、頑張ってるんだなあとほろり。中国人も諸葛孔明が死ぬまでしか三国志は興味ないんですよね、という話には妙に納得…。



「おみやげはいいんですか。」と言われて、「切り絵を探してます。」というと、別の部屋を教えてくれました。



そーなんですよ、歴●読本とかによくのってるじゃないですか、三国志人物の切り絵。あれすごく綺麗でほしかったんですよー。できれば姜維とか荀イクとか甘寧とか!



ありましたよありました、切り絵が売ってる!でもなんで曹操ばっかりなんだ、売れ残ってんのかなあ。で、歴●読本で使われているのとは別の種類があって、それをあさっていたんですよ。でも、あれ…??「姜維ないですか?」店員さんに聞くと「?」孔明は通じても姜維は無理かーーーーって姜維って中国語でなんて発音するんだっけーーー?!(切実)



ここで、発音を思い出せたのは奇跡だと思います。(jian-weiだったかな…自信なし)それで探してもらったんですがありませんでした……。でも買いましたよ、本になっているやつ。すっごいそれだけでも満足です。ほくほく。閲覧の際には細心の注意が必要という代物ですが。



武侯祀のあと、杜甫草堂へ行ったのですが、もう真っ白に燃え尽きた後でしたので、竹林にひたすら癒されていました。

posted by みなと at 15:12| Comment(2) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇

2006年10月30日

ちうごくほてほて。 その7。

〜川劇篇〜



ごとごとと山奥から再び成都へ戻ってきて、その晩に川劇を鑑賞しました。



川劇というのは、京劇をさらに庶民に近い娯楽にしたもので、この四川が本場だったと思います。中国の演劇なんて初めてなので(というか日本の能舞台だって見たことないよう。)ちょっと緊張。だって言葉の壁がさあ。



ですが、観光客向けということもあって、中国語と英語の字幕付きでした。あ、これならなんとかなりそう。



で、演目ですが。桃園の三兄弟と呂布との戦い。うわっ三国志だーーー!!!(すみません、正確な題を忘れたばか者です…。)Photo_23



写真は張飛です。張飛が白で関羽が赤という顔色。すごく分かりやすい。おかげで長兄がいつもドコにいるのか分かりませんでした。気がついたら、二人の影で剣を振っていたんですよなんか泣ける。



ですがこれ、見所はどー考えても呂布。顔も男前だし殺陣での大立ち振る舞いといい派手な衣装といい…なんといっても美人な愛人つきですから!



チョウセン(漢字…)の舞がまたとても綺麗でした。あー天女ってこんな感じだろうなあと。



ココに本来の楽しみ方とは明らかに間違えている人間がいますよ。



ですが、川劇は序章にすぎませんでした。



人形劇に足技(足で壺や机やらを回すやつですね。)に寸劇。この寸劇がまた笑えます。博打で服まで取られた駄目亭主に、奥方激怒、無理難題を言いつける、という筋なんですけど、亭主がほんと駄目すぎていい感じです。



そしてとどめは、変面と吐火。そう、この変面が見たかったんですよ!!昔、映画で「変面〜この櫂に手を添えて〜」というものを見てから、いつか本物を見たいと思っていたんですよね。



とにかく、もうこれは一度本物見て!としか。どんどん被っている面が変化していくのですが、いつ変わったのか目を凝らしていてもさっぱり分かりません。服の中に落としていっているのかと思いましたが、素顔が出た後、再びそれまで替わっていった面を着けていくんです。



いやほんとどーなっているのかと。写真とってる場合じゃあありません。見るので精一杯。



上手く言葉が出てこなくて、ほんとに申し訳ないんですがー、みなとは生で変面が見れたことの感動が一番大きかったです。



川劇ってほんと庶民の為のものなんだなーと思いました。絶対に観客を飽きさせない工夫と、高い技術を目の当たりにしたって感じです。

posted by みなと at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇

ちうごくほてほて。 その6。

テレビで「ぼーこくのいーじす」見ながら日記なんてかけるだろうか…よく見ろ日本人これが戦争だあー。



…昨日に投稿したんですよこの記事。でも何回やっても受け付けてくれなかった…。ぼーこく見終わってからの時間帯はやっぱり混んでるのかそれともブログシステム自体に問題なのかどっちですか。



〜黄山篇〜



さて、いよいよ3000Mクラスの高度へと突入です。高山病との戦いだあどきどき。



そのまえに道路のがったんがったんに頭ぶつけていましたが。



ココも世界遺産なのでパスポート必要です。そして渡される酸素ボンベ。ワンタッチで酸素補給が出来ます。うわあ…。



さて、この黄山で一番の見所は五彩池です。



ここへ登る方法は、徒歩かロープウェイという選択肢があります。標高差600M。ガイドさん曰く、ロープウェイは大変混むとのこと。みなとは端から徒歩のつもりです。ここまで来て人に揉まれるつもりはありません酔うもん。



で、登山開始。ゆっくりゆっくり高さに適応しないとえらいことになります。頭痛に吐き気眩暈のフルコース。だけど中国人の方々は走っているんじゃないかという勢いで登っていきます。当然、しばらくすれば、酸素マスクな人々がぽとぽとと。



ひたすら林の中で、空気が気持ちよかったです。んー苔むしたかほりがなんとも。



そして道教のお寺ふたつ通り抜けたら…通り抜けたら…のこり100Mが長いの何のって。さすがに空気が薄いというかふーふーと息が切れて足が重い。調子乗ってお寺のマニ車すべて回して遊んだのが拙かったみたいです。(お寺の周囲に張り巡らされていた。)



そして五彩池。



Photo_20 上から見ると水の色が翠から蒼へと変化していくのが良く分かります。ただ、惜しむらくは日の照っているうちに見たかった…!!みなとがここに辿り着いたのは4時半過ぎ。山の影に入っちゃてたんですよね。残念ーー。



ところで、ロープウェイ組はどうだったかというと。



1時間半待ちを覚悟していたら、速攻乗れたらしいです。なにーーーー!その人たちは光り輝く五彩池を見れたそうです。



そして、黄山の見所は、下山道



下山は落日との競争だっていうのに…。急げる所は急いで、見所でぱしゃっとカメラ。あとで写真を見ると、どんどん日が暮れていくのが分かります。追い詰められている逃亡犯のようだ…



ですが、みなととしては、登りも下りも甲乙つけがたいです。森の中から水の世界という感じ。満足。





〜四姑娘山篇〜



まさに秘境って感じです。高い山の中に集落があって、そこが宿泊地。この地点ですでに3600Mです。あと200Mで富士山だ。もちろん配られる酸素ボンベ。幸いにみなとは黄山から一度も使いませんでした。



来年は道路が工事のため全面閉鎖されるということで、ラストチャンスだったんだ…(知らなかった)



さてさて、四人姉妹は顔を見せてくれるかな〜とどきどきしましたが。Photo_21



おっしーい!末っ子(一番のっぽ)が僅かにかくれんぼ。でもすかーんと空も高く晴れていて、はっきりと山の形が見えたのでラッキーですよね。



また、この四姑娘山展望ルートは花も色々咲いていてきれいでした。リンドウとかツツジとか、みな高山植物仕様でミニマムサイズ。なんとエーデルワイスも見つけました!



二日目は曇っていて四人ともお目見えできず残念…。紅葉とかまっさかりだったのにー。



一番上のお姉さんの麓に、枯木灘という場所があって、まるで小さい大正池みたいな光景です。ここは霧とかあるといいかなあ。でも河原に渡るのが丸太ですからそれは危険かもしれない。みなとが渡ろうとした丸太はどうも正規ルートではなかったらしく、途中で水没してましたしね。まさにアドベンチャー。正規の丸太ですらつるつる滑るのに。



このあと、みなとはダウンしました。うん、さすがにこの病気持ちにしてはよく持たせたと思う…確か8日目くらいですか。でもでもすっごく堪能できました

posted by みなと at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇

2006年10月28日

ちうごくほてほて。 その5。

ちょっと今日も冷や汗です、痛くて。今回のはひどいよう。



〜ごはん篇〜



食は中国にあり。(世界三大美食って中国・フランス・トルコでしたっけ…??)



といわれるだけあって、中華料理は何でも食べます。美食の期待と同時に、何が出てきても驚かないことが必要なんだなーと実感しました。中国五千年の歴史は伊達ではありません。



中華料理といえば基本は円卓。まわすのだいすきです。でもあれ、テーブルにくっついてるものだと信じていたんですが、置いているだけなんですよね。そして、テーブル掛けの布の上には十数枚もの薄ーいビニールカバーが。



基本的に中国人の食事の食べ方は上品なものではなく、骨やら皮やらの食べかすはテーブルの上にぽいぽいほっちゃうんです。スープやお茶がこぼれても気にしない、ウェイトレスさんもちょちょっと拭くだけ。(だからほとんど濡れたまま。)そのため、お客さんが帰ったら、お皿を片付け、ビニールを一枚剥げば、はい完了。お次の方どーぞーとできるわけです。なんて合理的なんでしょう。



ウェイトレスさんはとても大雑把です。彼女達も平然とお茶を注ぎに来たら零しますから。急須の構造に問題があるのだろうか…。まあ、その大雑把さのせいで、みなとが立ち上がって料理を取っている間にイスを倒され、そのまま知らずに腰を下ろしてしりもちをつくという、小学生コントをやらかす羽目になりましたが。…謝ってくれなかった…ぐすん。



あ、お冷はありません、水は有料です。お茶は幾らでもお代わりできます。(ジャスミン茶。)あと、無料で一本付いていたりするのが、ビールとスプライト。は?と思いましたが、なぜかすんごくおいしく感じるんですよ。だって中華料理にはデザートという概念がないですから。フルーツもないです。そうか、甘味に飢えていたのかと納得。ですが、スプライトの帯に描かれた若者達が囲んでいる食卓が火鍋と麻婆豆腐(四川名物激辛料理)というのはどうなんだ。スプライトが爽やかすぎて眩しいよ……。



話が逸れすぎですね、さて、四川料理ですが。



………思ったほど辛くない………。



やはり、ツアーとなると、あまりに日本の味とかけ離れた所は選べないらしいです。(添乗員さん談。)なので、火鍋もなし。ええーーーっ残念…。最終日近く一度だけ、麻婆豆腐を入れてくれまして、ツアーで二つのテーブルに分かれていたのですが、片方の麻婆豆腐、ほとんど一人で食べきりました。だって…みんなが良いって…。(他の人はこれまでの食事で、もう辛さに辟易していたらしい。)



なんというか四川は豆腐が違いますね。強いて言うなら沖縄みたいにしっかりしていて、味が付いているというか…塩味かなーとにかく豆腐は大のお気に入りに。豆腐の入った料理はほとんどみなとが食い尽くしていました。同席の方すみません。



肉は、牛鶏豚羊まではわかりましたが、あとが分からなかった…どーもヤクとかヤギではないのかというものもあったのですが。



で、鶏ですが。酢豚みたいな味付けのものだったのですが。頭も入っていました。うわっきたよこれ。なに、厨房でつぶしたてかしら。見てるみてる見てるよおお。ですがツアーにはなかなか勇者なおばさまがいまして、それをあっさり食べてしまいました。(←中国初めて)このお方とみなとが、ツアーの方々からどこでも生きていける認定(何でも食べる、ようするに舌が鈍い。)受けていましたが、みなとはこの方ほどではないです。鶏はささみがいい。



バスの運転手さんは、鶏の足食べてましたけどね…。ドコに肉が…?むしろ縁起物で、大金を掴む、というゲンのよさがあるとか。くわっっとね。宝くじ当てたい人は鶏の足を喰らうべし。当るかどうかは保障できませんけど



中華といえば炒め物。兎に角なんでも炒め物。でも味がすべて違うのはすごいと思います。特に葉っぱ。ほんと多種多様です。まさかエンドウの蔓とか、若竹の先っぽまで食べるとは思いませんでしたが、けっこう旨い。あっさりスープでも塩炒めでもあいます。



行った先ではキャベツとジャガイモの産地ということで、キャベツの炒め物も多かったです。甘いんですよキャベツが。これが野菜本来の味なのかー。ココに来る途中で一体何台のトラックがキャベツをドナドナしていたことか…(しかも明らかに過積載ッぽい。)道に落ちてたキャベツもそれは数え切れないほどです。たまに道脇にお供えしてあったのは、飯場の人たちが道に落ちてるのを見つけて夕食用に確保したのだろうか…。



ジャガイモは峠で串焼きにして売っているのがすっごくおいしかったです。塩味が利いてるのと、唐辛子が利いているのと。串が折れそうなくらい細くてどきどきしましたが。



あと、ささいちごのジュースというのもおいしかったです。ハチミツで相当甘くしてあるそうですが、実自体も、あっさりしておいしいらしい。みなとは食い逃しました。がく。



…で、海外で日本食は食うもんじゃないな…とちょっとだけ思いました。なんというか、巻き寿司の具が沢庵とチーズとハム(一緒に巻いてある。)のもどうかと思いますが。それよりも、秋刀魚の塩焼きの後に白身魚と鮭(でかい切り身)のてんぷらはないと思います。(てんぷらはあとかぼちゃのみ。)茶碗蒸しがありえない大きさ(見た目標準の三倍くらい)だったのでかなりびびりましたが、これは上げ底の為で量は同じくらい。これは普通においしかったうん。えびが入っていなかったのでみなと的には更にポイントアップ。でもね、寿司の後に茶碗に盛ったご飯もありえない。何人分の会席だ。そしてデザートはバナナ(皮つきまるまる一本)が配られました…手渡しで…………ネタ??ネタよね??



心の中で「マーボードーフ、かむばーーーーっく!」と叫んだみなとは正しいはずです。

posted by みなと at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇

2006年10月27日

ちうごくほてほて。 その4.

ちょっと二三日ほど意識が違うところへぶっ飛んでいたようです。お月さんはこれだから。



携帯も機種変更で預けられています。はー明日取りに行かないと。なので身内に音信不通状態です…。



〜九塞溝篇〜



やっとまともな観光のお話に突入しました。これの覚書に書き始めたのに、何であんなに脱線をくり返していたのか…。



はい、世界遺産・九塞溝でございます。一日半かけての観光だったのですが、何よりも観光客の多さにびびる。やばい絶対迷子になる…と思いましたが、敷地内が半端じゃなく広いので、なかではバスに乗ってポイントポイントで降ろしてもらっての観光とのこと。で、ハイキングルートも整備されているので、ときどきそれを歩くということでした。良かったー。



その短いハイキングルートですらはぐれまくりでしたけどね。(迷惑)



中国で結構大きい観光地になると、入場券がそのまま絵葉書になっていたりします。旅先投函なんていいですなあむふふ、と思っていたら。



二日間入場の人については、写真撮影が必要でしてね…その指名手配犯のような写真が、絵葉書の宛名にでっかでっかとプリントアウト。使えないしー!!あ、入場券購入にはパスポートも必要になります。どうせならパスポートに記念のスタンプでも押してくれ。



九塞溝は兎に角水が綺麗です。鏡池というところは、朝一番に行けば凪もなくほんとに鏡に山の姿が映ったようになります。



Photo_15 かなり圧巻でした。ただ、紅葉が僅かに早かった…。でもあの静謐さはいいですなあ。



実はみなと、九塞溝がどういうところなのか、テレビですら見たことがなかったので事前情報が全くゼロだったんですね。かえってそれが良かったのかもしれません。あっち行ってもこっち行っても歓声を上げていました…いや、やはり事前情報は必要かもしれない…。



この世界遺産内には蔵族の集落が三つほどあります。(ある程度観光向けですが…。)そのためか、川の一部にマニ車が設置されていたりします。



マニ車は、チベット仏教寺院の映像が出たら、お坊さんが良く手で回していますよね、アレです。一度回すとお経一回に相当するという便利なもの。他にも、昔の僧侶が字が読めない蔵族のために、お経を書いた旗を作って、一度風が吹いたらお経を一回唱えたことになるとした「タルチョ」という旗指物が、家の周りにあったりします。カラフル〜。



閑話休題。で、川に設置されたマニ車、水力で動くようになっています。水車の原理ですね。つまり川が流れを止めない限りはずーっとお経を唱えていることに………って、そこまで他力本願でいいんですかチベット仏教!!川の周りにもびっしりタルチョが。うんそんだね、川風もあるしね………。



何か微妙に納得いかないと思いつつ、写真を撮るあたりやっぱりみなとも日本人です。だってさ…なんていうか神秘的なのよ…。



とても素敵だったのが、滝です。特に「珍珠灘瀑布」がみなとは好き。滝の上からと下からと風景の変化に富んでいます。上は光の加減では、宝珠が低木の間から流れてくる感じでキレーです。水はとっても冷たいです。



入場制限しているはずなんですが、とにかく九塞溝は観光客が多かった…。



〜神仙池篇〜



こちらはまた秘境ちっくな名前でございますが、実際、観光地として開かれたのがここ3年程だとのこと。添乗員さんも、「うちの会社にほとんど情報がない。」といっていたくらいです。うわぁどっきどきだあ。



なんでも、九塞溝における、超・五つ星ホテルを持つ経営者が、私財を投じて観光地開発したという場所です。ごめ…数字がもう天文学的過ぎて想像できないんですが…だってこの山奥に(九塞溝より更に高地にある峠を越えて行くんですよ…。)道路を通して電気通して、ある程度の上下水道も………………。



あのその偏見で大ッ変申し訳ないのですが…利権発生してますよね?そのー汚職とか…高飛びしちゃった役人とかいませんよね…??



まあそんな俗世に塗れた話は脇へよけて。



休憩所に立ち寄ったバスへは、やはり少数民族(たぶん蔵族かな)の少女達がペンダントの物売りに。みなと、そのときはまだ両替も何もしてないので100元札しかもっていません迂闊に買い物も出来ない。(お釣で偽札を掴まされる可能性が高い。)なのでバスの窓から「買わない買わない」と手を振っているのですが、「窓を開けろ」といってくるあたり向こうも負けてません。「窓開かない」と身振りすると、今度は「割れ」ときたもんだ。で、気がついたんですが、後ろにギャラリー増えてないか……??手をぶつけて「痛いよ?」と泣きまねすると一斉に爆笑。途中から商売じゃなく遊びだしたんかいあんたたち。



さて、そんなこんなでひたすらバスです。あーっちへゆーられこーっちへゆーられ。おかげで遥か彼方に広がる山並みの絶景と、丁度見ごろの紅葉を楽しめました。



で、神仙池。昼食後の出発時、危うく置いていかれる所でしたが(ほんとにバス出発しかけたらしい。原因はトイレ。)無事到着。



Photo_16 限りなーく透明に近いブルーって感じです。水底まで見通せる。



何時までーも見ていたいですよ涙が出るほど綺麗なんです。倒木なんかが石灰化していたり、幻想的でした。



九塞溝ではばたばたしていて気付かなかったですが、やっぱり植生とか違いますしね。葉っぱとか見てるだけでも面白い。赤樺とか木の皮がべろべろめくれていて、すごく気になりました…剥いてやりたい。



ここはパンフレットとかなしだったので、中国語の看板を見ながら勝手な謂れの憶測を立てていました。例えば、蛙池(だったと思う)。



Photo_17 この苔の塊がカエルに見えるからだと、ツアー内で決定。



もちろん事実は違いますよ?(なんか蛙にそっくりな神様の民話に基づいたはず…。)



この時点で、案の定先頭のガイドさんから後れに遅れていました。(どうやら30分は遅れていたらしい。)でも、人がまだ少なくて、ゆっくり自然を楽しめたので、みなとはこちらの方が好きだったりします。

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2006年10月24日

ちうごくほてほて。 その4。

〜動物篇〜



やっと…やっと観光らしいのに辿り着きました。どうでもいいことばっかり印象に残ってるから困ってしまいます。何しに中国行ったんだ。



写真も全然整理できていません。というか、どこを撮ったのかわからないのが結構ある…なんだろこれ。



さて、今回の旅行で見た動物あれこれについて。



四姑娘山というのはヒマラヤ山脈の端の端に位置するそうです。そしてこれだけの高山に生活をしているのは蔵族など。彼らは遊牧民族なので、山道を走っているとヤクがいたるところに放牧されています。



Photo_13 一見牛ですが、よく見ると毛がすっごく長いし尻尾も長い。なんといっても角がでかい。バッファローみたいなごっつい角を持つのもいました。本気で突っ込んでこないでほしいと思いました。



だって、目前を横切るんですよ、この写真だって登山道のど真ん中で撮ったんですから!母ヤクに凄まれましたから、即退散。命あってのものだねです、というかこの山中に医者がいるのかという問題が。



ここまでゆうゆうと歩いていますが、放牧のわりに、牧童らしきものを一度も見ませんでした。野放しなのでしょうか……??それって飼っているというのか…?まあおかげで、写真撮り放題、モデル料は無用というおいしさ。えへ。



そう、モデル料取られちゃうときがあるんですよ、動物(大型家畜)を写真に収めるときはご注意を。特に、馬です。乗馬して観光案内したり、記念撮影するための馬は、彼らにとって商品そのものです。自分は乗らないからいいや、と写真を撮ったら当然お金を請求されます。どーしても撮りたいときは、ちゃんとお金を払うか、ガイドさんに相談してください。



とかいいつつ、飼い主いない時にこっそり撮っちゃったけどね、馬。だって、川渡って陸に上がってみたら道塞いでるんだもんよ。寝てて動きゃしない。撮るしかない。(思考がどこかで大きくねじれています。)



蔵族の買っている馬は結構たてがみを伸ばし放題にしているものが多かったです。うわーかっこええー!てか、長!おなかがぽこっとでていて可愛かった。ついでに、ツアーの人の証言によると、乗馬の仕事を終えた眠そうな馬は、鞍を外されたとたん、いきいきと走り去って行ったそうです。5時から馬だな…。(古い。)



中国人は何でも食べると言いますよね。なので、鶏(野放し)を見るたびにこいつは何時食われるのかと思わず考えてしまいます。鶏ってけっこう怖い顔していますよね。みなとがしゃがんで「こっこっこ〜」とか言って遊んでいたら、ふんぞり返って羽根を広げてきたやつがいました。くっ…トリごときにみなとは馬鹿にされているのか!!むきになって立ち上がって手をガバッと拡げたら逃げていきました。はっはーざまーみろ!!(程度が低い…。)



ちなみにそいつは、落ちていた串焼きを拾って喰らっていました。……と、共食い??いや、そもそもアレは何の肉だ?鶏って肉食なんだ…。



さて、四川省といえば、アレです。



パンダ。大熊猫。



パンダの飼育センターに見学もありました。パンダの活動時間は朝だそうです。午後からはお腹いっぱいになって寝ちゃうんだとか。で、開門を待ってセンターへ。



……かッ…かわいッ…!!!!!!!



もう悶絶モノです。何匹も何匹もガラス越しでないパンダちゃんがうろうろうろうろしているわけですよ。一番最初に見たパンダは実に失礼な挨拶をかましてくれましたが。(みなとたちがわーっと見に駆け寄ったら、後ろを向いて朝のお通じを始めた。約1Mほどの至近距離。きさま…。)



柵越しに見ている人間を観察するよーに、人間みたいにイス座りをするパンダちゃんとか。ぐっどなポーズです丸見えやーん!



で、若いパンダちゃんは集団生活をさせているようなのですが。





Photo_14 だ●ご三兄弟ですかー!この三匹はイス取りゲームみたいにずっとココの場所を取り合っていたんですよ、のろーのろーと。たれパ●ダが重なった状態になったなーと思ったら、ずるずるーっと一匹がずり落ちてきたり。



動きがまたおっそいところが和みます。妙な姿勢でじーッと動かない子とか(頭が下になって、お尻が二段ほど上の切り株に乗っかっている。)。



それでも飼育員の方が餌を持って現れたら急…がない。やっぱりのたのた動きます。ああなんてかわいいんだ…。



ですが、更に破壊力のあるすっごくかわいい子が。



保育器パンダ。



ななななな、生後何ヵ月なのかしら1ヶ月から2ヶ月の間っぽいです。体長はだいたい30センチくらい…??もう毛が真っ白で真っ黒でつやつやー!まさにぬいぐるみです抱っこしたいなでなでしたいッ。



保育器は三つ見ることができたのですが(もちろんガラスの向こうです。)、うち二つに入っている子はすーすーお休み中。腹ばいになって手も足も伸ばしきって「きゅう」って感じで寝ていました。わー耳もちっちゃいー、あ、尻尾は白なのねーと不審な人物が窓ガラスに張り付いている状態です。



で、残り一つは、起きていました。



むーんと手足を伸ばしてじたばたすると、「きゅうきゅう」言いながら、こてりと寝返り。仰向けになって「む?」と首を上げてこっちを見上げたりするんですよ。それはもう小さいオメメをしてましてね………だめ、もう思い出すだけで何回も理性が飛ばせます。



かわいすぎる。何度でも叫びますよ。



でもね、写真は取れなかったんですよ、窓ガラスが汚れてるわくもってるわ、ただ見るのでさえ爪先立ち。中にいた飼育員のお姉さんに必死で外から「窓ふいてー」と、雑巾がけの真似をしていたのですが、お姉さん、保育器だけを清潔に拭いて去って行ってしまいました……うん、飼育員として正しい姿勢だよね…………涙。



えっと、このパンダセンター、パンダと一緒に写真を撮ることができます、有料で。大人パンダとは300元、子供パンダとは500元、柵の中に入って5分間パンダと一緒に遊ぶのは1000元。ちなみにみなとが行ったときのレートは、1元=16〜17円。高ええええぇえ!!!ツアーの人たちには、みなとはどれかやるだろうと思われていたようですが、やりません。高すぎました…。

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2006年10月23日

ちうごくほてほて。 その3。

〜ホテル篇〜



なかなか観光まで話がいきません…世間知らずだから何でも珍しいんですご勘弁を。



さて、ツアーだったので宿泊はすべてホテルだったわけですが、都市部と山間部ではかなり違いがあるようです。



いま楽しみにしているのは、エアメール。実家に、九塞溝のホテルからと、上海のホテルからと二通出したのですが、どっちが先に着くか。添乗員さんからは、九塞溝は一ヶ月はかかるよ、切手がないっていってたからと言われましたが。



エアメールの料金は5元です。レートを考えると結構安いかも…。ですが、どこのホテルだったか、切手は10元しかないから10元だ、とえらいこといわれましたが。まてぃ残り5元はどこ行った。



で、ホテルですが、日本のようにタオルはお持ち帰りできません。危うくパンダ印刷されたタオルもって帰るところでしたが、有料です、はい、たとえ使用済みでもお金要ります。使用済みで約2000円と言われた時はびびりました。中古品でこれなら新品いくらですか!



なぜ、備品がないかどうか分かるかというと、チェックアウトの時に、部屋のチェックをされるらしいのですよ。だから、時間がかかるかかる。あ、消耗品は持って帰ってもいいですよ、シャンプーは泡立たないのであまりお勧めしませんが。(だってガイドさんがコピーしてきた地図の裏、どこかのホテルの便箋だったし。さすがだ。)どこかには「三位一体」と書かれたものがあったのですが、どういう意味だ。シャンプーとコンディショナーと………ボディーソープ?それってせっけんで全部洗っているのと代わらんのじゃないんですか…?



タオルはごっついです。なんかバスマット並みにごついんですけど…みなとが間違えたのか?いーやー!



五つ星ホテルも泊まりました、みなとは庶民なので激しく挙動不審。ひきだしやらなにやらあけて回りましたとも。だって五つ星ですよもう泊まれないかもしれないし!



…でも、いきなりシャワーの水を四方八方から喰らうとは思ってませんから。何でこんなに使いにくいんだよというかどこで調整したらいいんだー!!素っ裸であっちをひねりこっちをひねり、よく風邪引かなかったと思います。



山間部のホテルはいいところでも、お湯を使える時間が決まっています。これは仕方がないですね。(寧ろこんな所にホテル街を建設していることに感心です…環境は大丈夫かしら。日本の上高地のようにならないように…。)



あとは鍵トラブル。今回は一回だけで済みました。(初めての中国ではそれはそれは大変だったんです。)カードキーをさしても黄色のランプが付いてドアが開かない。(緑で開錠)なのでフロントへすっ飛んでいきました。



「すぴーく じゃぱにーず?」



ですが、フロントのお嬢さんたちはみんな首を横に振りました。そらそーだ、万国共通語は英語であって日本語じゃないですから。だけど早く部屋に入ってトイレに行きたい。(重要)なので、手にしたカードを差し込むジェスチャをして、



「うー、かーど、いえろー、ちかちか!」



「ちかちか」は英語じゃないですから!!なんでここで「イエローシグナル」出てこないかなこのトリ頭!中学生以下の英語力ですよ泣きたい…。



案の定、「ちかちか??」と聞き返される始末。ですがジェスチャでちかちかと言った時に、手を開いて閉じてをしたので解ってくれたお嬢さんがいまして、何とか事なきを得ました。



今回の旅行は英語で何回恥かいたか考えるのも恐ろしい………。(「コーラいかがですか」と言われているのに、「のんあるこーる」と答えたり、「お茶のお変わり如何ですか」と言われて、コーヒーカップを出したり。などなど。)



旅の恥は掻き捨てです。(すてるな。)

posted by みなと at 20:58| Comment(2) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇

2006年10月22日

ちうごくほてほて。 その2。

〜乗り物篇〜



みなとが利用したのは、飛行機とバスだけなのでそれ程ネタはない…とは思いますが…。まあ思い出せる限りということで。



利用した飛行機はすべてチャイナエアラインでした。つまり機内放送は常に中国語と英語。何言っているのかさっぱり分からないよう。語学をおろそかにしたツケがこんな所にまで。



国際線なのでごはんが出ます。ですが、行きも帰りも一体どういうものを食べたのか良く解りませんでした。ハムっぽいけど何が入っているんだろうとか、このお魚は白身だけど何の魚だろうとか。あ、高野豆腐をものすごく濃く煮詰めたものみたいなのがあった。調味料は謎です



メインのふたが熱いわ硬いわ、お隣の人に開けてもらったりもしましたありがとうございます。(ちなみにぜんぜん知らない人)



約2時間で上海に到着。で、そこから成都へは約2時間半。国内の方が移動距離が長いってどういうこと



で、国内線に乗り換えるわけですが、中国では国内線に乗るときもパスポートが必要です。厳重だなあ。うん、いろいろと…。



案の定、みなと、手荷物検査でやらかしました。危うくハイジャック犯の容疑者になりかけました。



みなとはスケッチするのがまあ趣味なので(下手の横好き)、機内でも暇があれば空を描いたりするような人間です。なので手荷物にスケッチブックと筆箱と絵の具はいつも入っているわけです。うっかりしてました。鉛筆削り用に、常に筆箱にはカッターナイフ常備していることを。もう、刃物の意識もなかったんですよ…。



係員の人がそれはそれは険しい表情で「ペン!」とリュックを指差されるんですね。訳分かっていなかったので、いつでも取り出せるボールペンになんか問題が?とひょいっとだすと、首を横に振ってさらに「ペン!」はい?と「ペン?」と聞き返すみなと。あげく、二人がかりでリュックを洗いざらいぶちまけるハメに



そこまでやって、やっと思い出したんですよ。みなとが「ペンケース?」を言うと「イエス」との返事。がさがさと袋の中から取り出して、こうなれば渡すしかない。忘れてたよー。



カッター没収との答に「それは困る!」と思わず日本語。鉛筆削れないじゃないか!もう一人の係員はパレットをのぞき込んで首傾げてます。げ、もう年単位で洗ってなかったっけアレ。毒物ちっくに見えてそれまで没収されたら困る!



「ぴくちゃー!」と言いながら絵を描く動作をするみなと。もう必死です。



その場は添乗員さんが飛んで来て、すったもんだのあげく、(ほんとに大変だったんです、向こうも日本語が話せる人を呼びに行ったり、もうばったばた。)リュックごと荷物として預けることで落着。飲みかけのペットボトルは持ち込んでいいかと見せると、係員も疲れ切った顔でいいよーと言ってくれたのが救いです…。



ちなみに、ツアーの人で、荷物の方にウイスキーとペットボトルに詰め替えて持ってきた人がいたのですが、こちらも没収だったとか。厳しいな上海空港。



というか、みなとのこの手荷物で、つるっと通した日本の空港に問題ないですか…?複雑。



機内ではお茶もごはんも出ました。まあ、行きは時間が半端だったせいか、ビスケットでしたが。こちらでは「ホットティー」と言うと、ジャスミン茶がもらえます。んーいいかおりー。



さて、あとはバスですね。走行距離は約2千キロ(…だったと思う…。)たった一人の運転手さんですすごいよブラボー!しかも道の半分は、ほぼ未舗装。全身マッサージがいくらでも味わえます。ほんとに、シートから体が浮くくらいですびょんびょんと。



蜀の道は険しいです。いやほんとに。左手絶壁(日本みたくコンクリートで固められていません、むき出しで今崩落が起こってもおかしくない状態。)右手崖。ガードレールなんて洒落たものはありません。たまーに窓から見てみると、道路が全く見えずまっさかさまに河の流れが楽しめます…ってギリギリかよ!まさに生か死かをかけての観光だなあ…。



みなとたちが走ったそのがたがた道は現在も拡張・整備工事が進められているようですが、来年には全面閉鎖して本格的に工事に入るとか。いや、今すぐやるべきだと思います、危険すぎる。



でも、絶景をおかげで拝めましたけど。朝日に照らされる雪山とか、雲海とかほんとすごかったです。



そんな道ばかり走っているせいなのか、国民性なのか、対向車が来た時道を譲るという精神がいまいち欠けています。頻繁に運転手同士が降りてどっちが道を譲るかケンカ。後続車の運転手も参加してさらにヒートアップです。横で道路工事をしている労働者が我関せずと、えっちらおっちら石を運んだりしているギャップがなんとも。



成都市内はまさに交通戦争でした。



常にクラクションが鳴り、割り込みは当たり前、大阪の環状線を走れる人でもココは無理でしょう。危険すぎる。車と車の密着度がみなとにはおそろしゅーてもう。



信号機なんて半分くらいの人は見ていないんじゃなかろうかと。



なんというか、車と原付と電動自転車とチャリと人間が同じ土俵で争っていると言うか。少なくとも人間と車は勝負にならないので、回れ右して欲しいんですが人間も突っ込んできます。車もノンブレーキです。ひぃ。(みなとも鼻先数センチで車が走り去るのを体験しました、マジで怖いです。)



道路のど真ん中で口論している若夫婦もいました。お願いですから抱っこしている赤ちゃんだけは避難させてあげてください。見ている方が怖いです。



あ、成都市内のタクシーにはみなパンダちゃんが描かれていました。アレは可愛かったな。輪タクも脇にぺたっとパンダちゃん。



ちょっとうらやましいのは、歩道とチャリと道が分かれていること。で、その広いとこに車が入ってこれないようにしてあること。日本では広い歩道があっても車が駐車場代わりにするから、結局、車道に出なきゃならんもんね。あれがいや。



…意外とネタあったな…。

posted by みなと at 10:56| Comment(2) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇

2006年10月21日

ちうごくほてほて。 その1。

10月10日から20日にかけて、中国は九塞溝から四姑娘山へ行ってきました。要は四川省。つまりは蜀。あ、ツアーです。英語も中国語も話せない人間がバックパッカーなぞできるわけがありません。世の中そんなに甘くないです。



ということで、人生2回目の海外旅行へれっつごー。





〜トイレ篇〜



初っ端から何事かと思われるかもしれませんが、これ、最重要問題です。まず紙は流さず便器の横のゴミ箱に棄てること。日本人が殺到している場所で、半分くらいトイレが詰まっていました。だからソ●みたく行列が長くなるんだよー。



それとトイレットペーパーはないと思って正解です。必ず持参で。まあ、山に行くようなものです。



さて、言うまでもなく中国は広いです。トイレも多彩です。水洗から天然まで実に幅広い。



感動したのは九塞溝のバストイレ。バスは乗り物のあれです。水洗ではなく、洋式の便座にビニールがかけられていて、スイッチを押すとそれが移動するという優れものです。



さて、このトイレはふつーに据え置きされているものもありますが、それにみなとが駆け込もうとしたところ、掃除の係員の女性が何やら怒りながら叫んで、向こうに回れとジェスチャをしています。は?裏には男子トイレしかない…よね。なに、ココの女子トイレ使えないんですか?…と言うかまさかとは思いますが。



慌てて帽子を取って(髪が短いので効果ない。)「といれっと?」と使いたいんだけどというジェスチャをしながら声を出すと。ぱっと笑顔になってごめーんという感じで抱き付かれました。



やっぱりみなとを男と間違えてたよこの人…!



ちがうッみなとは痴漢しに中国に来たんじゃない!おかげでツアー内でのみなとの愛称は「ぼくちゃん」に決定。



ですが、この話はこれで終わりではなかったんです。



とあるレストランで昼食に入ったところ、随分込み合っていたため、レストラン側が一部男子トイレを女子用に開放したんですね。そこで、正規の女子用が全部埋まっていたので、臨時女子トイレに入ったわけです。



ちなみに、このトイレ、扉と壁が上半身分ありません。隠れているのは下半身のみ。ノックをしなくてものぞけば使用中かどうか、まさに一目瞭然。



で、立ってがさがさとしていると、女性の方が入ってこられました。あーやっぱ正規女子の方は混んでるのかーと思って、振り向いて目が合うと。



はっとされた二人組のこの女性、気まずそうにドアを閉じて行ってしまいました。



………ちょッ…まさか…。



「私は女だから大丈夫ですってーーーー!」日本語で思わず叫んでしまいましたが、むなしくトイレ内に反響するのみでした。



トイレネタはまだありますよ。もちろんにぃはおVトイレもばっちり体験済み。(ニィハオトイレとは、扉のないトイレのこと。丸見えですノックは無用。)



高山に行けば行くほどトイレは限りなく自然に近いものになります。床くり抜いただけ、とか。ニィハオしながら下を見れば岩場に雪が見れます。トイレからヤクが出てくる時だってあります。何をしていたのか話せるものなら聞いてみたいですね。



つまり、風が吹き上げてくることもあるわけで…。



トイレットペーパーを投げ捨てても投げ捨てても舞い戻ってくるのには参りました。(ここはゴミ箱なかったので棄てる方式のようでした…いいのかな。)他の人に丸見えです何のコントをやっているのかと。



ちなみに、男性の方は更に大変だったとか。水が返ってきたそうなので



他にも道路わきのミゾのような構造をしたトイレやら、(上流の方のブツが下流のトイレに入った人には丸解り…。)トイレの水が流れないと思ったら、ドアから出た瞬間に待ち構えていたおじさんがホースで流して、そのまま手を洗わせてくれたり。手を洗う水道のところで女の子がお湯を用意して流してくれる所もありました。



あ、ちなみに公衆では基本有料です。1元から5角。



道路の真ん中で立往生になったときは困りました。狭い道でおっきなトラックが脱輪していたのです。J●Fなんてありませんしねこんな山の中。(いやココ中国だし)仕方がないので、「観光客渡るな」と書かれたつり橋を渡って(戸板が抜け落ちていたりしていた)傘を開いてみんなで河原で天然。背に腹は変えられませんから



あーこれはみなとの体験ではありませんが、飛行機で鍵をかけて入っているのに、扉を叩き続けた挙句鍵が外されたツアーのおばさまがいました。外は中国人男性。鍵かかっている時点で諦めてください。そらおこるわ。



みなとは別にトイレマニアではありませんよあしからず。こんな感じで何回かに分けて旅行報告をする予定です。大変ためになりません、さらっと読み飛ばしてください。

posted by みなと at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇