2010年07月02日

ここ3ヶ月で読んだ三国志関連本とか。

『もう一つの三国志―演義が語らない異民族との戦い―』 著:坂口和澄 本の泉社
『三国志の迷宮』 著:山口久和 文春新書
『三国志漢詩紀行』 著:八木章好 集英社文庫
『三国志演義』 著:井波律子 岩波新書
『ろくでなし三国志』 著:本田透 ソフトバンク新書
『三国志の風景』 著:小松健一 岩波新書

 ……結構読んだかな?個人的には『三国志の迷宮』が面白かったです。品三国を簡略にした印象ですが。
 井波氏の本は安心して読める感じですねーバランスが良いというか。平話に一章割いているのも助かりますー。あんな話読んでみたい気がする!張益徳大活躍!
 『ろくでなし〜』は2ちゃんねるノリで三国志紹介という感じでしょうか。結構納得なところもあるけど、あのノリで一冊続けられるとちょっとしんどいですね。苦笑。
 『もう一つの〜』は切り口が面白かったかな。三国とも異民族政策って最重要事項の一つだったなあと思い出させてくれます。

 三国志以外で面白かったのは、
『これからの正義の話をしよう』 著:マイケル・サンデル 早川書房
 具体例が豊富で考えるきっかけがとっつきやすいです。
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2010年02月16日

読書記録。

最近激しく本を読むペースが落ちています………。



『ガリア戦記』 著:カエサル 岩波文庫

『絵のない絵本』 著:アンデルセン 新潮文庫

『それからの三国志』 著:内田重久 文芸社

『三国志 素顔の英雄たち 下巻』 著:易中天 冨山房インターナショナル



 『ガリア戦記』は単調なんだけど簡潔っていうあたり三国志に通じるものが。でもやっぱりカエサルという感じで自分の強さがそこここにあった感じ。自分個人というよりローマ兵という集団だけど。

 『絵のない絵本』はとにかくきれいだなあという印象でしょうか。

 『それからの三国志』はよくまとまっているなーというか作者がうまく飽きさせない感じ。晋呉のあたりがさらっとしているのは仕方がないのかもしれないけど、姜伯約がさほど美化されていなかったのが思ったより良かったかなー。ストイックさが滑稽の紙一重というのがよくわかる。笑。<姜伯約ファンですよ。蜀滅亡までの三国は比較的目が行き届いているんじゃないかなー。

 『三国志〜』はあれだ、下巻にみなとの興味が集中してるんで、上巻は読むかどうかあやしい………。だって荀文若ねたも下巻なんだもん。諸葛孔明と曹孟徳がコインの表裏というのは納得。蜀末的にはおいしいかなーなんというか豪族の動きとか。武官じゃなく文官中心の見方がおもしろかった。
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2009年12月29日

読書記録。

『中国文明の歴史C 分裂の時代』 責任編集:森鹿三 中公文庫

『戒厳令下チリ潜入記―ある映画監督の冒険―』 著:G.ガルシア=マルケス 岩波新書

『勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」』 著:勝間和代、藤巻幸夫 NHK出版生活人新書

『シルクロードの天馬』 著:森豊 六興出版

『中国通史』 著:堀敏一 講談社学術文庫

『中国人の機知―「世説新語」の世界―』 著:井波律子 講談社学術文庫

『アトランティス・ミステリー』 著:庄司大亮 PHP新書

『ローマ五賢帝』 著:南川高志 講談社現代新書



 『中国文明〜』はりっとんさんのお勧めでした。おおおホントだ狩野氏のところすっごく読みやすいよ!

 ガルシア〜は『百年の孤独』でノーベル賞を受賞した人です。国外追放された映画監督が故国の状況を知るために変装して潜伏する、ルポタージュ。あのピノチェト政権の世界ですね。語り口がさばさばしてどんどん読めた。

 井波氏のはどんぴしゃりですねー。どちらかというと東晋ネタの方が大目ですが、それでも荀氏と陳氏のくらべっことかもあります。清談を中心にした読み方です。

 『ローマ』は世界史で聞いた五賢帝ですが、実情を知るとびっくりします。なんていうか平穏な治世とは無縁の世界。イメージ覆ります。



 話変わりまして、知人から紹介。

 大阪屋で本にまつわるエッセイ募集。

 賞をとれば図書カードもらえるよ!と宣伝してくださいとのことです。笑。……図書カードか…欲しいかも…。人生狂わせているのは三国志ですが、エッセイにはしづらいので、もし送るなら『春の戴冠』かなあ…いやいや『阿片戦争』も捨てがたい…。

 興味のある方はぜひぜひー。
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2009年10月28日

読書記録。

という名の自虐リスト。お前こんな長い期間でコレだけしか読んでないのかよ!あいたたたた、これで趣味読書とか言っているんだからヘソで茶が沸かせますねええ。



『宇宙創成』 著:サイモン・シン 新潮文庫

『善悪の彼岸』 著:ニーチェ 新潮文庫

『孫子』 訳注:金谷治 岩波文庫

『魯迅評論集』 訳:竹内好 岩波新書

『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』 著:神林長平 早川書房

『詩経』 著:白川静 中公新書

『論語』 著:加地伸行 角川ソフィア文庫



魯迅〜は物書きとしてのスタンスが興味深かったなあ。いえ、魯迅作品は一度も読んだことがないのですが、ちょっと読んでみようかな……入門編として軽めなのがいいのですが、何になるでしょうか。

アンブロークン〜はすっごく好きなシリーズの三作目。言葉だけで認識の世界を表現するって実はとんでもなく難しいことなんだなー。最初かなり混乱しました。でもこのシリーズはお勧めですよ!SFだけど。
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2009年07月20日

読書偏食中。

そういえば、ここのところ三国志の本というか、論文ばっかり読んでるなー。

普通のミステリとか積読しているのがあるから、それも読まないと。うん気分転換。……ってあれも中国モノだったよ!



うーん…(本棚眺め中。)ノンフィクションの積読がけっこうあるなー。そういえば、いま、村上春樹氏が話題になっていますが、この人の書いたもので持っているのは『アンダーグラウンド』と『約束された地で』しかないです。やっぱりノンフィクション。しかも未読だー。

あれだ、話題になっていても、新しい(自分にとっては。)作家さんに手を出すには本棚とお財布事情がね…うん。



うわあ……本棚の半分くらい未読な気がしてきました。でも今月高村薫氏の新作出るらしいし。ぐはあ。



しばらく、三国志ものには手を出さない!

…うそつきました。『品三国』の下巻買っちゃったよ!でもみなとの守備範囲的に上巻いらないかな…。
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2009年07月16日

清朝まんが。

きたああああああああああああああああ!!!



『龍陽君始末記』 著:青木朋



青木氏といえば、以前、三国志魏・明帝時代のマンガを描かれていましたね。管公明主役の。

ついに少女マンガで辮髪…っ!!!という訳には行かなかったようです。作者本人も辮髪にしたかったらしいのですが、編集さんからストップが入ったとか。わかってない、わかってないよ秋田の編集さん!!



辮髪フィルターかけながら読んでました。



前回と同じく、短編モノです。今後の展開次第ではいろいろ複線くるかな?登場キャラは前回より濃いです。笑。
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2009年06月26日

こ、これは。

『漢代物質文化資料図説』という本を購入したのですが、これ、図版だけでときめきますね。



おおおおお、武冠ってこんな感じなのか!

介サクって前が三角に盛り上がっているのね。

これ、進賢冠だろうか、梁って真ん中のほうの線なんだ。両端は展……ヨウって読み方でいいのかな。(草冠に「用」。)え、それともこの全体の形を言うのかな。



本文が中国語なので(泣)みなとの語学力では細かいことはわからないのですが、できるだけ頑張って読んでみます………。



で、令君が流行らせたっていうのは介サクの三角がつぶれた形と言う理解でいいのだろうか。あんまりかっこよくな<黙る。
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2009年06月14日

放置しすぎ。

読書記録が三月で止まってた……。



『ユダとは誰か』 著:荒井献 岩波書店

『右の文化と左の文化』 著:内林政夫 紀伊国屋書店

『シーラカンスの謎』 著:キース・トムソン 河出書房新社

『情報革命バブルの崩壊』 著:山本一郎 文春新書

『ジャーナリズム崩壊』 著:上杉隆 幻冬舎新書

『ゾロアスター教 神々への讃歌』 著:岡田明憲 平河出版社

『夜明け前の中国』 著:陳舜臣 朝日選書

『理系バカと文系バカ』 著:竹内薫 PHP新書

『ニーベルンゲンの指輪 ラインの黄金』 著:リヒャルト・ワーグナー 新書館

『イスラム・ネットワーク』 著:宮崎正勝 講談社選書メチエ

『中国史十話』 著:植村清二 中公文庫

『失われた大陸』 著:E.B.アンドレーエヴァ 岩波新書

『はてしない物語』 著:ミヒャエル・エンデ 岩波少年文庫

『古代中国人の不死幻想』 著:吉川忠夫 東方書店



おもしろかったのは、『ユダ〜』、『夜明け前〜』、『古代中国人〜』かなあ。

『イスラム〜』はウォーラー・ステイン系のシステム論?が基本にあるのかな??個人的に理解しづらい感じ。考え方は面白かったけど。

『理系〜』は、うーん、理系視点かなあ後半。なんかステレオタイプ的なイメージしかなかった。

『はてしない物語』、映画「ネバーエンディングストーリー」の原作ですね。記憶があいまいだったので、読んでみたらなかなか面白かったです。完結していない物語という(派生している物語は語られていない。)点がまたいい。なんだろ、うん、やっぱり傑作だなあ。
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2009年03月21日

最近読書をすると3分で落ちます。

みなとはカップラーメンか。




『中国文学における孤独感』 著:斯波六郎 岩波文庫

『随筆三国志』 著:花田清輝 講談社学芸文庫

『侯景の乱始末記』 著:吉川忠夫 中公新書

『困ったときの情報整理』 著:東谷暁 文春新書

『ネットvs.リアルの衝突』 著:佐々木俊尚 文春新書

『ブログ論壇の誕生』 著:佐々木俊尚 文春新書

『歴史学の名著30』 著:山内昌之 ちくま新書

『インテリジェンス人間論』 著:佐藤優 新潮社

『国家の謀略』 著:佐藤優 小学館




ずらずら。これらが身につけばいいのですが…。



このなかでいちばん面白かったのは、『侯景の乱始末記』でしょうか。混乱している中国南北朝時代をすっきりとまとめている本だと思います。

次点は『ブログ論壇の誕生』。とはいえ、主題そのものより、そのなかで取り上げられていた、「トリアージ」をめぐる論争が興味深かったです。

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2009年02月16日

ただの羅列やん。

『ロシア 闇の戦争』 著:アレクサンドル・リトヴィネンコ、ユーリー・フェリシチンスキー 光文社

『日本語の感覚』 著:外山滋比古 中公文庫

『そのブログ!「法律違反」です』 著:前岨博、早坂昌彦、石塚秀俊 ソフトバンク新書

『人間は考えるFになる』 著:土屋賢二、森博嗣 講談社

『腐女子化する世界』 著:杉浦由美子 中公新書ラクレ

『海峡の霧』 著:辻邦生 新潮社

『知的創造のヒント』 著:外山滋比古 ちくま学芸文庫

『阮籍の「詠懐詩」について」』 著:吉川幸次郎 岩波文庫



とりあえず、乱読中。

個人的には『ロシア〜』がおもしろかったかな…著者が毒殺されたということで話題になった本ですね。組織論としても興味深いというか。

『腐女子化する〜』はあんまり……結局ジェンダーにいくんだな……。
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2009年01月31日

古本市。

古本市。
当分本は買うつもりなかったんに………。
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2009年01月30日

ここ一ヶ月で読んだ本。

『妻と罰』 著:土屋賢二 文藝春秋

『貧相ですが、何か?』 著:土屋賢二 文藝春秋

『ツチヤ学部長の弁明』 著:土屋賢二 講談社

『アップルの人』 著:宮沢章夫 新潮文庫

『倫理21』 著:柄谷行人 平凡社



気が楽なエッセイばかり読んでます。

土屋教授にはまっていることがよくわかるラインナップですねー。ちょっと固いものも読むようにしないと……。
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2008年12月07日

読書記録。

『太平天国』 著:陳舜臣 講談社文庫

『実録三国志』 著:于濤 青土社



『太平天国』は全四巻の作品です。高校世界史で、中国近代史に欠かせない「太平天国の乱」と首謀者「洪秀全」。それまで中国史では、道教・仏教などの反乱はありましたが、この乱で奉じているのはキリスト教であるところも特色のひとつとなっています。

ですが、教科書では二行で済まされる「太平天国」というものはどういうものだったのかなあ、という興味は学生当時からありました。ただ、その時はまさか陳舜臣氏がこれを題材にした作品を書いていたとは露知らず、図書館にあった東洋文庫の太平天国についての本を読もうとして、難しすぎて玉砕した記憶があります。

太平天国内での派閥抗争と粛清の壮絶さと、対する清軍の軍紀のいい加減さと腐敗、救われない結末が淡々と描かれています。『阿片戦争』と双璧をなす作品ではないかと。



『実録三国志』は、やっと読み終わったのかよ!って感じですね。内容としては、曹子桓が禅譲を受けるまでなので、実際は「前三国志」と言うべきかな。個人的には、曹子文が曹子建の擁立に積極的だった、という話の流れに驚きました。他にも、こういう解釈があるのか!となかなか面白かったです。荀文若についても、うまく結論をまとめているなあという感じでした。

で。ぎゃーぎゃー言っていた荀侯誄。

………青土社さんに問い合わせて良いですか。

しかし、HPはあるのに、お問い合わせメールがないんですよね。泣。お手紙…書くの……????
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2008年11月28日

読書記録。

『江南の鐘』 著:ロバート・V・ヒューリック 早川書房

『孔子』 著:井上靖 新潮文庫

『物理学と神』 著:池内了 集英社新書



一作目は中国公案ものというジャンル(日本で言うなら鬼平とかになるのかな。)を下書きにしたミステリもの。関連のない三つの事件を平行して解決に奔走するディー判事シリーズのひとつです。以前から読みたいなあと思っていたので、今回、書店で見つけたら即買いしてしまいました。

講談っぽいしゃべり方に、挿絵がなかなかシュールで楽しめました。



二作目は、井上靖氏の遺作になったのかな?なんとなく、自分がいままで読んだ氏の作品はどこか冷え切ったようなものがあるなあ、というイメージがあったのですが、この本ではそれらが抜けきった感じでした。柔らかい空気というか。



三作目は、読み終えてからだいぶ間が空いてしまっているのですが、とにかく難しかったです……。なんというか、物理の世界にいる人たちって、無神論的なところがあると思い込んでいたのですが、「美しい公式」という言い方や、法則の完璧さを求めるというのは、ある意味、神をもっとも純粋に捜し求めているのかなあと、かなり的外れな感想。
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2008年10月12日

もひとつ東西晋演義。

もひとつ東西晋演義。
陸機と陸雲。
このお二人っていくつくらい歳離れていましたっけ……。いえ、ヒゲ付きとヒゲなしなので。
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2008年10月11日

東西晋演義。

東西晋演義。
というものがあるそうです。
羊叔子が一番じいさんという衝撃。
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2008年10月05日

SF三国志。

SF三国志。
いつ見てもシュールな表紙です…。
1995年初版って結構古いなー。今でも売ってるんでしょうか。←古本屋さんで手に入れた。
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2008年09月29日

読書記録ー。

『魔境アジアお宝探索記』 著:島津法樹 講談社+α文庫

『SF三国志』 著:石川英輔 講談社文庫

『変な学術研究T』 著:エドゥアール・ロネ ハヤカワ文庫

『文明の憂鬱』 著:平野啓一郎 新潮文庫

『淮南子』 著:楠山春樹 明治書院



ためこみすぎだー。

『魔境〜』は、盗掘と学術的発掘と、どちらが良なのか、ちょっと考えさせられると言うか。骨董屋さんというのはボーダーライン上にいるんだなあと。

『SF〜』は、登場人物に幻想を持たない方向けです。笑。だって、馬の代わりに乗るのは反重力艇で、呂布がマッドサイエンティスト、というあたりで察してください。個人的には楽しめました。

『変な〜』はこの中ではいちばんヒットでした。すげーよ、科学者すげーよ!!なんでも実証しないと気がすまないんですね、どんな手を使っても!というネタ満載です。

『文明〜』は、意見は人それぞれかなと。この人の文章など結構クセがありますから…。カメラを題材に、なんでも物質的に過去を残そうとしていく、という論はおもしろかったかな。

『淮南子』は新書のほうです。『新釈漢文大系』から内容を抜粋したコンパクト版。ごっつい方も読みたいけど…。それにしても、世の学術は時代に即したものでしかなく、永久不滅(ココまで言ってないかもですが。)なのはこの書だけ!と言い切る大本の編集者、劉安すげえ…。
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2008年09月16日

行って来ました。

行って来ました。
大三國志展。




平日とは思えない……何でこんなに人がいるの…。

三国志ファンって多いんだなあ。



「あらーこのいかつい人誰かしらー。」



………張益徳だろうどう見ても。意外に一般人も多いのね。群れる人の中にいても、あまり出土品など見てマニアックな会話をしている人はいませんでした。なんでしょうこの孤独感。



さて、気を取り直して。個人的に気に入ったものをつらつらと。

・『虎牢関』木彫:これは現代のものなんだけれど、ものすごく立体的に彫り込まれているんですよね。すごい仕事だ。

・『武侯高臥図』:孔明ファンは見ないほうが…。太鼓腹な孔明さん。

・人形劇三国志で使用された人形(三兄弟と孔明)の展示が!!!!うわー生で見るのが初めてだったのでべったり張り付いてしまいました。

・五虎将セン紙:これも現代のものですが、ものすごく精巧なものが出品されていました。コレまで見た中でいちばんすごかったー。いまだにこれがハサミ一本で作られる切り絵とは思えない。

・五丈原がテーマの一角で、ものすごい音量で軍歌調の曲がエンドレス。でも三国志に軍歌っておかしくね?と思って歌詞をよくよく聞いてみると、♪きーざん、ひっしゅうのかっぜふいてぇ〜♪…………「星落秋風五丈原(作:土井晩翠)」かよ!曲つきなんて初めて知りました。確かにあの詩はリズムがいいですが、ものすごく長くなかったっけ。それより、この音楽が何かの解説もなく垂れ流すのはどうかと…。こわいよ。

・泥人形の展示のトップがよりによって禰衡っていうのは噴いた。人選に拍手。

・曹孟徳筆と言われる拓本:たぶん、魏王という署名でそう伝えられているのかなあと思いながら、なんとなく曹孟徳の字のイメージじゃないんだけどなあ…。

・名刺きたーーーーっ!これを見に来たと言ってもいいくらいですよ。30センチ物差しみたいなサイズのものを、捧げ持って面会を要請していたとか。そうか、荀文若も曹孟徳のところに行ったとき、これ持って門前に佇んでいて、そこに曹孟徳が「わしの張良が来たーーーー!」とドップラー効果つきで走っていったんですね。(違う。)

・出土品系は語りだすと止まらなさそうなのでココでやめよう……。

・横光の原稿ーッ!フキダシの中に文字が切り貼りされてるー。そして場面は、長兄が新参者ばかりと話をするので、むくれている末弟と不満気味の次兄のところ。ちょ、いい仕事してるよ、こんなかわいい場面持ってくるとは…。(個人的に。)

・この展覧会のために作成されたと思われるシアターはどこをツッこめばいいのか非常に悩む。



図録も毎度のごとく購入したのですが、どう考えても自分が見ていないものが何個かある。見落としたのか展示されなかったのか気になるよう。



そして、11月9日(日)に伊丹にて人形劇総集編の上演会があるそうなのですが、誰かご一緒しませんかー……。(そもそもチケットが残っているのかと。)
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2008年09月14日

読書記録ー。

『「私はうつ」と言いたがる人たち』 著:香山リカ PHP新書

『黄金旅風』 著:飯嶋和一 小学館文庫



読み終わりっ!

『「私は〜』は自虐ネタのために買ったわけではありません。なんていうか、ほかの人の視線とか、実際のところ自分はホントにうつなのか、そういう不安があったので、ふらふらと読んでみたんですよ。結果→自分の主治医にこの本を持っていって泣きながら相談するはめに。うつ病セレブとかうつ病アイデンティティなど、かなりキツイ内容でした。そりゃ…旅行とかしてるけどさ……嬉々として計画をしっかり立てて行くというより、何かにせかされるように逃げる気持ちの方が強かったんだけど、それも言い訳なんだろうな。しばらく立ち直れなかった本です。



『黄金旅風』は鎖国にゆれる時代、長崎を舞台にした物語。諸大名の際限ない欲望に翻弄され、それでも海商が長崎の民の生命線としてそれを守ろうとする人々の物語。この作家さんは独特の癖があるので、最初は話が読めないよーっとなるのですが、いつの間にか怒涛に進んでいく物語が圧巻です。江戸時代を扱っているのですが、メジャークラスの知名度の人はほとんど背景です。無名の人々の荒々しさが好き。江戸モノってイメージ的に人情とか、何となく騒がしさがないというか。(偏見。)それとは真逆の世界観が興味深いです。
posted by みなと at 18:48| Comment(0) | ぱらぱら