2011年01月14日

無題。

「姜将軍は、帰りたいと考えたことはありませぬか。」

 夏侯仲権はある種の期待を持って問いを投げかけた。

「否。」

 返答は、即座に、そして強固さを以て返される。

「私には、帰るということが判らない。」

 それは、理解を拒んだ答えだった。
posted by みなと at 23:00| Comment(0) | くうのふたひ。こばなし
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