2008年12月07日

読書記録。

『太平天国』 著:陳舜臣 講談社文庫

『実録三国志』 著:于濤 青土社



『太平天国』は全四巻の作品です。高校世界史で、中国近代史に欠かせない「太平天国の乱」と首謀者「洪秀全」。それまで中国史では、道教・仏教などの反乱はありましたが、この乱で奉じているのはキリスト教であるところも特色のひとつとなっています。

ですが、教科書では二行で済まされる「太平天国」というものはどういうものだったのかなあ、という興味は学生当時からありました。ただ、その時はまさか陳舜臣氏がこれを題材にした作品を書いていたとは露知らず、図書館にあった東洋文庫の太平天国についての本を読もうとして、難しすぎて玉砕した記憶があります。

太平天国内での派閥抗争と粛清の壮絶さと、対する清軍の軍紀のいい加減さと腐敗、救われない結末が淡々と描かれています。『阿片戦争』と双璧をなす作品ではないかと。



『実録三国志』は、やっと読み終わったのかよ!って感じですね。内容としては、曹子桓が禅譲を受けるまでなので、実際は「前三国志」と言うべきかな。個人的には、曹子文が曹子建の擁立に積極的だった、という話の流れに驚きました。他にも、こういう解釈があるのか!となかなか面白かったです。荀文若についても、うまく結論をまとめているなあという感じでした。

で。ぎゃーぎゃー言っていた荀侯誄。

………青土社さんに問い合わせて良いですか。

しかし、HPはあるのに、お問い合わせメールがないんですよね。泣。お手紙…書くの……????
posted by みなと at 17:56| Comment(0) | ぱらぱら
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