2008年11月28日

読書記録。

『江南の鐘』 著:ロバート・V・ヒューリック 早川書房

『孔子』 著:井上靖 新潮文庫

『物理学と神』 著:池内了 集英社新書



一作目は中国公案ものというジャンル(日本で言うなら鬼平とかになるのかな。)を下書きにしたミステリもの。関連のない三つの事件を平行して解決に奔走するディー判事シリーズのひとつです。以前から読みたいなあと思っていたので、今回、書店で見つけたら即買いしてしまいました。

講談っぽいしゃべり方に、挿絵がなかなかシュールで楽しめました。



二作目は、井上靖氏の遺作になったのかな?なんとなく、自分がいままで読んだ氏の作品はどこか冷え切ったようなものがあるなあ、というイメージがあったのですが、この本ではそれらが抜けきった感じでした。柔らかい空気というか。



三作目は、読み終えてからだいぶ間が空いてしまっているのですが、とにかく難しかったです……。なんというか、物理の世界にいる人たちって、無神論的なところがあると思い込んでいたのですが、「美しい公式」という言い方や、法則の完璧さを求めるというのは、ある意味、神をもっとも純粋に捜し求めているのかなあと、かなり的外れな感想。
posted by みなと at 21:50| Comment(0) | ぱらぱら
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