2007年03月30日

すたんーずほてほて その7。

やっと写真の整理に手をつけました。何を撮ったのかわからないもの多数。どうしよう。


〜ブハラ篇 その1〜




始めに行ったのは、シトライ・モーヒ・ホサ。最後のアミールであり、ロシア陸軍中将でもあったアリムハンの宮殿です。


内装はロシアの影響を随所に見て取れます。時代的には第一次世界大戦前夜くらいでしょうか。

意匠にも変化があり、草花文様も花瓶に活けられたものが出てきています。展示品も、中国や日本との交易を示すように壺や大皿などの陶磁器が並んでいました。

輸出品だからか、それが当時のスタンダートだったのか判りませんが、日本の壺はものごっつ凝っています。こんなの国内で見たことないよ?


宮殿の裏手にはプールがありまして、伝説ではそこでハレムの女性たちが泳いでいて、そばにあるテラスからアミールがリンゴを投げて当った女性が今夜のお相手とかいう………西晋の武帝とよう似てます。

つか、テラス自体結構な高さなので、あそこから投げられたリンゴに当ったら痣では済まん気がします。


ここではなんと孔雀が何匹も飼われていて放し飼いになっていました。いえ、柵はあるんですがその下をくぐって何匹も脱走しています。いいのか。

オスとメスの数を数えているとどーもここもオスのハレムっぽいです。そのくせ、オスが一匹鳴きながら羽根を広げたりしてるのにどのメスも見向きもしないのはちょっと涙が。頑張れよ。

人を見るとオスはずだだっと逃げるのですが、メスはカメラ構えていたら首を傾げながら寄ってきたのにはびっくりしました。え、なんで?オスが逃げたのは土産屋のおばさまの話で判った気がしました。あの立派な羽根抜いて売ってるんだもん。気の毒だ…。




次は(というか次の日。)まずアルク城へ。

現存する城の基本的な外観は18世紀に形作られていますが、その起源となると2000年以上前とも言われているそうです。


正門から入りますが、本来は王専用の道であり乗馬したままだったとか。その左右に牢獄が…って、え?牢獄の間を王様は馬に乗って入城するんですか?…いまひとつその感覚がわからん…。


城内はみなと的には迷路でした。ツアーから外れたら間違いなく出れなくなるわー。城壁の上に出られるので見晴らしは良かったです。


モスクの内部は、コーランの博物館になっています。あの装飾的な文字を書くための筆なども展示されています。

そして、世界で最も古いとされるコーランの写本3部のうち1部がここに保管されているとか。なので、この本の解読ができれば原初により近いコーランの姿を知ることができるのですが、昔のアラビア文字は現代のように「・」がついてないそうなのですね。

ええっとみなともよく知らないのですが、この「・」が文字の上についているか下についているか全くついていないかだけで、A、O、Rくらいの差が出るらしいですね。だから解読が難しいのだそうです。

コーランも元来は口伝だったそうなので、当時は文書化されただけでも事件だったのだろうなあ。


モスクから出て横に回ってみると、アラビア文字が彫り込まれた角柱がごろごろ。なんだろなーとさわっていてガイドさんに聞いてみると、

「ああ、あれは墓石ですよー。いっぱい発掘されているんで。」

先に言ってくれ、そして止めてくれ!


そして謁見の間。入ってすぐに何故か一枚の壁が。

それを避けて、玉座まではだいたい30mくら…い??

実はこの壁、ここまでは謁見者が王に背を向けてはいけないよ、という標だったそうです。ここまで頭下げて後ろ歩きか!みなとならどっかでこけるな、そしてそのまま刑場送りやな!(笑えませんから。)


そして博物館へ。もとは王の居室だったのかな、たしか。

衣装やスザニといわれる織物、アミールの写真やいろいろあって面白かったですが、ガイドさんが話してくれた伝説の方が更に。

アレクサンダーの侵攻に対抗した女性の伝説だそうですが、最初にその侵攻軍に対し息子が兵を率い勝利して凱旋の途中で戦利品の葡萄酒を飲みました。当時はブハラにおいて「お酒」というものがなかったため、息子達は不覚にも初めて飲んだ葡萄酒に泥酔し、そこに急襲をかけられ全滅してしまいます。怒り狂った母は、部族の兵を率いて復讐戦に乗り出します。そして敵の首を取るたびに、血をたっぷりと入れた袋にその首を入れ、「血が好きならば好きなだけ飲ませてやろう。」と言ったとか。


怖…。息子を持つ母親を怒らせてはいけません。


というか。

この女性の名前が思い出せない!結構有名らしいのですがー。なんでメモっとかないんだみなと。息子の方の名もちゃんと伝わっているんですけど、どっちも忘れちゃった…もったいないよう。


…しかしこの旅行記、いつまで続ける気なんでしょうね。(人事のように…。)
posted by みなと at 18:32| Comment(0) | てくてく・中央アジア篇
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