2007年03月26日

すたんーずほてほて その3。

やっとこさ熱が下がりました。ううう、体力が相当削られてしまいました…。いまだ弟PCハイジャック継続中。


〜ヒヴァ、イチャン・カラ篇〜




イチャン・カラ、とは「内城」を意味するそうで、ヒヴァの要塞都市の要だったようです。
ぐるっと土で付き固められた城壁の中には宮殿やモスクにミナレット、メドレセ、廟などが数多く残された一角と、残りは旧市街(現在も住民が暮らしています。)で構成されています。


この内城だけでお腹一杯です。旧市街は未だに日干しレンガの住宅で、電線こそ張り巡らされてはいますが、当時の世界に紛れ込んだ気分に。


ここではじめて知ったのですが、入場料以外に撮影料が必要なんですね。
うーイスラム建築とか文様とかばしばし撮るつもりだしなーと財布をもそもそ。あ、ちなみに、カメラとビデオカメラは別料金です。ビデオカメラの方が倍額基本なので。ツアーの中で一人ビデオな人がいて「差別だー。」と泣いておりました。


入ってすぐに目に入るのはお土産屋さんの列…ではなくて、やたらと太いくせに高さの足りない感じのミナレットです。カリタ・ミナルといって、未完成のまま放置されたもの。ですが、淡い緑がかった青が綺麗なんですよね。モザイクがとても綺麗。それと並んでいる建物がモハメドアミン・ハン・メドレセ。神学校跡です。


お次はクフナ・アルク。ここは七宝のタイルが見事でしたねー。あれだけの量のタイルをどうやって間違わずに職人さんたちは組み合わせていたのかというと、タイルの端に数字が刻まれていて、それにそって釘で固定していったそうです。

一方、天井の文様は木材に直接彩色されているとか。ここには仏教的な要素も見て取れるとか何とか。(うろおぼえ。)

イスラム建築といえば『青!』なイメージしかなかったのですが、天井などは意外に赤が多様されていて驚きました。


ここでお昼の休憩を挟んだのですが、うっかり爆睡寝坊。添乗員さんにたたき起こされました皆様スミマセン…。


で、午後の観光開始………って雨降ってるーーーー?!
砂漠性気候なところで雨に遭うとは予想外でしたカムバック青い空。


午後の一番手は、パフラヴァン・ムハマド廟。要は墓地群なわけですが。
この地域では基本は土葬だそうです。ですが、地表は干からびていても、地下には水脈が結構近くに流れているらしいのですね。ですから地中に埋めてしまうと腐敗してしまうわけです。そこで、地上の上に台座を作ってその上に遺体を安置させ、それを覆うようにレンガで家を作る感じ。なので、お墓はみんな大きいです。へー。


お次は、イスラム・ホジャ・アンサンブル。ミナレットとメドレセがセットになっています。
こちらのミナレットはヒヴァで最も高く、45Mもあります。
でもそんなこたどうでもいい。
まさか羊が生贄にされるその瞬間を目の当たりにしそうになるとは思わなんだ。すごく立派な角を持った羊でしてね、大の男が数人がかりでその場所へ運び込もうとしていましたよ。
チキンみなとはナイフが首に当てられた瞬間逃げました。
一回り見て戻ってきたときには、その場所には真っ赤なペンキのような血溜りが。ふーん羊は人間みたく黒くならないのかしらと思って振り返ってみれば、捧げられた羊の解体真っ最中…。
こういった生贄の儀式はすべて男性が行うそうです。女性はノータッチ。


次。金曜モスク。10世紀から900年余り修復を重ねて使用された、212本のコラム(柱)を持つモスクで、遠方からの巡礼者のための宿泊所もあります。
何世紀にもわたる修復が重ねられたためか、コラム一つ一つの文様や材質も異なり見ていて飽きません。最も古いコラムはとにかく太かったです。文様もごつごつしてしまって年季入っています。三箇所ほど天井が開いていてそこから採光しているためかずいぶん幻想的です。


最後にトシュ・ハウリ。ハレムです。
王の部屋があり、その隣に4人の妃の部屋が四つ。それらに正対するように、妾たちの住まいがあります。いったいどんな大奥展開が繰り広げられたのでしょーか。怖。
この4人の妃たちの部屋ですが、一つ一つ意匠がわずかに異なっているのですね。植物と星の文様だけでこれだけのものを作り上げた昔の工人のすごさに感嘆します。
ご存知のようにイスラム教においては人物や動物を描くことは禁じられています。多くの制約の中からこのような素晴らしいモザイクや絵文字を生み出したことに敬服です。
けして、自由であることが芸術活動を発展させるための必要条件でないんだなあと現代を顧みてみたり。
posted by みなと at 15:37| Comment(0) | てくてく・中央アジア篇
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