2006年11月01日

ちゅうごくほてほて。 その8。

なんというか、いつまでだらだらと書いているんだと思わないでもないのですが、みなと的に受けたネタが多すぎたんですよ…笑いの沸点は異常に低いです。まあ、見ている人もそれ程いないだろうなーと自分の忘備録代わりに書いているのでご容赦を…。(誰に言っているんでしょう。)



〜武侯祀篇〜



成都篇にしようかと思ったのですが、みなとは成都での体力をすべてココで使い果たしたので、まあいいやと。



はい、三国志ファンにはお馴染みの、諸葛孔明を筆頭に蜀の主従を祀る廟ですね。この表現自体、すでに主従がオカシイのですがみなととしてはそうとしか言えない…。劉備のお墓もこの中にあります。皇帝というにはあまりにささやかなお墓に、ちょっと涙が。



どきどきしながら入場です。だって一度でいいから行ってみたいなーと思って早●年。(数えるのも怖いよ。)



案内図を見てその広さにびびる。え、これ全部回れるの?って周る訳がないじゃないですか、ツアーですよ?メインディッシュしか頂かないに決まっています。………っち。



で、中は、武侯祀専門のガイドさんが。とても中国人には見えない爽やかな笑顔と関西弁を喋る方でした。(郭嘉っぽいとか思っていました、細いし…。)いちいち、ガイドさんの説明に過剰反応して、つっこんでお仕事の邪魔してごめんなさいと、ここで平謝り。Photo_24



でも、このガイドさんが北方三国志を読んでいたのも吃驚しました。中国人的にあの話はどうなんだ!!ガイドさんは張飛の像の前で、張飛はお酒に弱くて部下をすぐ殴って、そのために部下に殺されたんですが、日本では違うみたいですねー(ネタバレ発言が続く。)と言った時はさすがにストップかけました。誤解ですから!!「あ、もちろん最近の小説ですよね?」と言われて、あ、とりあえず解ってらっしゃると、ほっとしましたとも。



まずは武官廊を通るわけです。え、写真ですか?もちろんばしばし撮りました。リョウ化、張ギョク、張翼をね。蜀末しか見事に撮ってねえ。ガイドさんにはスルーされていきましたけどね。



そして姜維。ここはガイドさん止まるだろう止まるよね??もちろん止まりました。よっしゃ!そしてガラスに張り付いて写真を撮りながら説明を聞きます。



「まずですねー僕もガイドの仕事なんで、個人の感情はとりあえず置いといて説明しますねー。」



あ、なんか嫌な予感。



この人物はとても面白いですねー。蜀では孔明さんが死んだ後、軍人の頂点に立つんですが、国の状況も見ずに戦争ばっかりやってる。それで蜀が亡んでしまう原因になるんですね。だから、中国人は姜維嫌いなんです。」(大体こんな感じの説明。)



ちょっとまてええぇえぇぇ!!はしょりすぎだろう、その説明!!いや、間違ってはいないけど、せめて「亡ぶ遠因の一つになった」くらいの言い方にッ…!!血涙。それに最後の一言いらないって!!ツアー内聞き取り調査の結果(したのか。)、三国志知っている人間がほとんどいないから、激しく誤解を招くし!!…うん、確かに姜維って嫌われそうだけどさ…。



だからといって、その場で手を挙げて「でもわたし姜維大好きです!」と宣言する必要もなかったと思いますみなと。正真正銘のあほうやん。ガイドさんは「個人の感情ですからね〜」と、さらっと流されました。いや、貴方の個人の感情を聞いてみたいですガイドさん…。



面白いなと思ったのは、趙雲。文官の服を着て老後の姿で鎮座しておりました。若趙雲は期待できないようです。阿斗抱っこしてるかと思ってたんです。



で、武官廊を抜けて、「次は孔明さんの廟に〜」と言われた瞬間、再びスイッチがはいりました。添乗員さんに一言言って、観光客の波を逆流して、一人で文官廊へ。や、こっちは完全無視されるだろうと思ってたんだよね…。



それから大急ぎで、ショウ碗、費イ、董允の写真を撮って、馬良の眉が白いか確認して、再びダッシュ。誰かそろそろ止めてください。メインの鳳雛とか法正とか鮮やかに無視していますよ…。



それにしても、この武侯祀内はとても造りが凝っています。欄干の上にいる動物の飾りが一体一体異なったり、屋根の上にもいろいろな動物や道教の神様?がのっていたり。すごく小技がきいています。鼎も僅かずつ違うのですよ、こう水面を覗き込んでいる動物とか。どれもこれも写真に収めたいくらい、愛嬌があったりしましたが、全部撮ってたらキリないですから。竹林もいたるところにあって、外の喧騒が嘘みたいです。普通に、知識がなくても一日ゆっくり過ごせそうだなーと思ってみてました。



そして、案の定土産屋さんに連れ込まれました。まあ、願ったり叶ったりですが、日本人だと言うおっさんの宝石説明はどうでもええ。一応宝物館と名打っているだけあって、背後に漢代の弩の復元や、冑や剣や琴や酒盃があったので、それらをひたすら写真に収めていました。最悪な客です



こういうところでは、お茶が無料で振る舞われたりするので、おっさんと他のツアーの方々を余所にふらふら店内散策してると、疲れたサラリーマンの如くガイドさんがお茶を飲んでいたのでご一緒しました。「三国志詳しいね。」と言われた後で、不安そうに「説明、わかりやすいですか?」と聞くあたり、頑張ってるんだなあとほろり。中国人も諸葛孔明が死ぬまでしか三国志は興味ないんですよね、という話には妙に納得…。



「おみやげはいいんですか。」と言われて、「切り絵を探してます。」というと、別の部屋を教えてくれました。



そーなんですよ、歴●読本とかによくのってるじゃないですか、三国志人物の切り絵。あれすごく綺麗でほしかったんですよー。できれば姜維とか荀イクとか甘寧とか!



ありましたよありました、切り絵が売ってる!でもなんで曹操ばっかりなんだ、売れ残ってんのかなあ。で、歴●読本で使われているのとは別の種類があって、それをあさっていたんですよ。でも、あれ…??「姜維ないですか?」店員さんに聞くと「?」孔明は通じても姜維は無理かーーーーって姜維って中国語でなんて発音するんだっけーーー?!(切実)



ここで、発音を思い出せたのは奇跡だと思います。(jian-weiだったかな…自信なし)それで探してもらったんですがありませんでした……。でも買いましたよ、本になっているやつ。すっごいそれだけでも満足です。ほくほく。閲覧の際には細心の注意が必要という代物ですが。



武侯祀のあと、杜甫草堂へ行ったのですが、もう真っ白に燃え尽きた後でしたので、竹林にひたすら癒されていました。

posted by みなと at 15:12| Comment(2) | TrackBack(0) | てくてく・中国篇
この記事へのコメント
楽しんできたんですね。
よかった。
今度、切り絵見せて下さいな。
京都の展覧会は私も、この週末に行くつもりです。
Posted by たま at 2006年11月01日 19:21
なんだかんだと楽しんできましたよ。
切り絵はほんと見せびらかしたい勢いですので、ぜひ。
展覧会、けっこう人が多いですが、見て損はないです、楽しんできてくださいね〜
Posted by みなと at 2006年11月01日 20:12
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