2019年11月26日

『愛と欲望の三国志』

 『愛と欲望の三国志』著:箱崎みどり(講談社現代新書)
 タイトルでちょっとびっくりしてしまいましたが、12月の三国志研究会のネタ本ということでぎりぎりになって読んでいました。日本における三国志の受容史がとてもコンパクトにまとまっているのですが、巻末に示されている資料の量がとてもガチ。何よりすごいなあと思ったのが、江戸時代のパロディの解説が充実してて、歌舞伎の中で現代でも上演されている演目の元ネタなのはびっくりしました。パロディの度が過ぎる。
 現代の代表的な三国志小説まで言及されているのはすごいですが、日中戦争期にどう読まれていたのか、という論点は面白いなーと思います。
 おすすめチャートでどう頑張っても、私の大好きな陳舜臣氏にたどり着けずちょっと泣いた。

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posted by みなと at 22:29| Comment(0) | 読書めも